マインドが変わらなければ、行動も変わらない。が、マインドはなかなか変わらない。

マインドが変われば、行動が変わるといいます。全くその通りだと思いますが、問題なのは、マインドは自然には変わらないこと。

放っておけば、マインドは変わらないので、行動も変わりません。マインドを変えようと働きかけても、これがなかなか変わりません。困ったものです。

そこで登場するのが、「行動を変えればマインドが変わる」

無理矢理でも、強引にでも、強制的でも、行動を変えればマインドが変わります。これは事実です。

気分が落ち込んでいるときに、無理矢理ニコッと笑うとなんだか気分もよくなります。

疲れて、何となくグダ〜としていて、何だか動きたくないときでも、無理矢理キビキビ動くと、気分がシャキッとしてきて、心もキビキビしてきます。

やる気があるとかないとか、つべこべ言わずに、とにかく始めてしまえば、だんだんやる気になってきてその仕事は片付いていきます。

心理学の先生も言っていることなので、人間の性質として間違いないことでしょう。うまく活用すれば、有効なことは間違いありません。

ところが、問題なのは、長続きしないことがあること。

落ち込んでいるときに、無理矢理ニコっと笑って、元気はつらつ!っていう感じで動いていると、だんだん本当に元気はつらつになっていきます。ところが、しばらくすると、燃料切れのように元に戻ってしまうのです。

新しい仕事の進め方などもそうです。最初は新しいやり方でやるのですが、いつの間にか元に戻っていたりします。

人間という生き物は、基本的に変化を好みません。現状維持を心地よく感じるものです。本当にマインドが変わっていかないと、行動も変わらないのです。

ということは、やっぱり、「マインドを変えれば、行動が変わる!」です。行動を変えればマインドが変わるのは事実ですが、長続きしないのであれば、長続きするようにマインドを変えてやろうというわけです。

でも、マインドはそう簡単には変わりません。だから、苦労するわけです。

そこでマインドを変えるために登場するのが、「行動を変えれば、マインドが変わる」

・・・

ん?

このままだと延々とループしてしまいます。

そこで!

まずは、マインドを変えるために、行動を変える。これは無理矢理にでも、半ば強引にでも、とにかく変えます。

でもそのままだと元に戻ってしまうので、そうなる前に、マインドが変わるような仕掛けを入れます。

具体的には、振り返りです。やってみて良かった点、役に立った点など、ポジティブな面を考えます。

自分自身のことなら、やってよかったことをかみしめます。

部下のことなら、そのプラス面に気付かせて、かみしめさせます。

「やってよかった」と思えることがあれば、変化することも前向きに捉えて、継続しようというモチベーションになります。

この振り返りも、1度やっただけでは元に戻ります。何度もやり続けることです。やっていることは間違っていないということを全員が確信できるようしつこくやり続けるのです。

場合によっては、「こんなことやっても意味ないんじゃないの?」という抵抗にあうこともあります。

でも負けてはいけません。

「今は効果がないかもしれないけど、やり続ければうまくいく。もう少し頑張ってみよう」とか、

「一部ではこんな効果も出てきている。やり続ければ、効果も大きくなっていく。もう少し頑張ってみよう」とか、

あるいは、「じゃあどうしたらいいかな?」と改善策を求めて、出てきた案を取り入れてみるのもいいでしょう。

そのとき重要なのは、「改善策をやってみること」です。改善策をやってみて「結果が出るかどうか」が重要なのではありません。とにかく「やってみること」が大切です。

やってみてうまくいったら、素直にそれを喜びましょう。

もしうまくいかなかったら、「今回はうまくいかなかったけど、別の方法を考えよう」と前に進みましょう。

これを繰り返していくと、周りの人もだんだんその気になってきます。「面倒くさいなぁ」と思う人もいるでしょうが、「なんとかしなきゃ」と思う人も増えていきます。

これもマインドを変える一つの手ですね。

とにかく、人や組織を変えるということは、一朝一夕にできることではありません。

スイッチ一つで徐々に変わっていくというものでもありません。

ある程度の期間、あの手この手、試行錯誤を繰り返し、地道な努力を重ねることによって、変わっていくのです。

大変ですけど、あきらめずにがんばっていくと、最後に美味しいお酒が飲めます。

「ああ、一つの成果が出せたな」という頃には、いい仲間もできていることでしょう。

組織としての連帯感も高まっていて、強い組織になっているはずです。

なかなかそうはなりませんけど、そうなったらとても大きな強みです。

社員もハッピーだし、会社としてもハッピー。

実現するのは簡単じゃありませんが、だからこそやるべきだと思うのです。

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