空気を読む力、壊す力

組織の中でうまくやっていくためには、空気を読む力か不可欠です。

何をやるにも、その場の空気をよんで、それにふさわしい進め方をする必要があるからです。

たとえば、みんなで自由に意見交換をしようとしているとします。それなのにみんなガチガチに緊張していたとしたら、どうでしょう?

恐らくあまり意見が出てこないのではないでしょうか。

そういう場合は、まず雰囲気を柔らかく、和やかにする必要があります。できれば、みんなが笑顔になるようにしたいところです。

従って、まずやるべきことは、冗談を言ってみるとか、アイスブレイクとしてワークをやるとか、雰囲気づくりです。

遠回りのようですが、急がば回れ。

雰囲気づくりから始めるのが得策です。

一方で、メンバーたちがすでにそれぞれ雑談をしていて、時には笑い声が聞こえている場合はどうでしょう?

さらには、メンバーたちは、しっかりと準備をしてきていて、意見を出したくてウズウズしているとしたら。

そこまで空気が暖まっていたら、わざわざ雰囲気づくりの時間をとる必要はありません。

いきなり、ゴー!

それでも、ドンドン意見が出てくるでしょう。

このように、同じことをやろうとしていても、その場の空気によって、進め方は全然違うのです。

場を仕切っていくリーダーには、その場の空気を的確に読む力が必要です。さらに、その場の空気を自分が望む空気に変える術を持つことも必要です。

その場の空気感を創り出すのはリーダーです。リーダーなら、緊張感を創り出すことも、リラックスした雰囲気を創り出すことも、どちらも可能です。

空気を創るのには、自分がどんな振る舞いをするか、どんな表情をするか、どんな言葉を発するか、どんな態度をとるかなど、リーダーの一挙手一投足が影響します。ちょっと不機嫌な表情をすれば、その場の空気に影響を与えます。迷いがあればそれも伝わります。

リーダーはそのことを常に意識しておく必要があります。

また、メンバーとどのような関係を築いているのかも大きな影響を及ぼします。遠慮なく、気兼ねなく、自由に話ができる関係か。本音で交流できるか。それが大事です。

本音で話ができないと、組織はよくなりません。そのような関係ができていれば、どんなことをいえば、どんな反応があるのか、ある程度想像ができます。顔色を見て、どんな状況なのかも分かります。相手のことを把握できていれば、その対応方法も見つかりやすくなります。つまり、自分がコントロールできる状態にあるということです。

そのような関係をつくるためには、コミュニケーションが大事。

日頃の雑談。

これが結構重要なんです。もっとも、雑談ができているからといって、急に会社がよくなるわけではありません。でも、いざ何かしようとするときには、そういうちょっとした日頃のコミュニケーションができているかどうかがとても重要になります。

わざわざ空気づくりをしなくても議論が始められる会社と、空気づくりからやらないと議論を始められない会社の違いですね。

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