トップのビジョンを浸透させるために重要なこと(全体に伝える)

組織を一つにまとめるためには、ビジョンが欠かせません。

ビジョンじゃなくて、目標でもいいし、ミッションでも、理念でも、バリューでも何でもいいです。ミッション、ビジョン、バリューの「バリューセット」(?)でもいいし、もっと日本的に理念、方針などでも構いません。

何か自分がしっくりくるもので、まとめていけばいいと思います。

伝えるべきポイントは、「実現したい姿」と「ゴールまでの進み方」

大切なことは、「どんな姿を実現したいのか」というゴールと、ゴールに到達するまでの「進み方」が、社員全員に分かるようにすることです。

もう少しいうと、社員一人ひとりが、

  1. 会社はこんな姿を目指しているのだから、
  2. 私たちの部署は、こういう仕事をする(こんな成果を出す)べきで、
  3. だから私は、こうやって仕事する

ということを理解しているようにすることです。

1の「会社はこんな姿を目指している」を表現するのは、経営者の仕事です。会社の大きさにもよりますが、それを理解させるのも経営者の仕事です。ただ、常に経営者自身が一人ひとりの社員に向けてメッセージを発信する訳にはいかないので、代わりにメッセージを発信してくれる人が必要になります。

その人とは、中間管理職です。

ビジョンを全社員に浸透させるためには、中間管理職が重要

つまりトップのビジョンは、全社員に広く平等に発信することも大切ですが、自分の代わりにメッセージを発信してくれる中間管理職には、さらに熱く、濃く、伝えておかなければなりません。自分が理解していないことを、誰かに伝えることはできないからです。

では、中間管理職にどうやって伝えればいいのでしょうか?

方法はいろいろですが、まずは、中間管理職が集まっている○○会議などで、トップの思いを語ることです。その内容は、ある程度は文章にした方がいいでしょう。

「ある程度」というのは、どれだけ文章にするのが適切なのかは、様々な要素によって変わってくるからです。

「いろいろ言っても焦点がぼやけるから一つに絞る」ということであれば、キーワードだけを文書化し、具体的な説明、その背景などはトップ自身の言葉で語るというパターンもあります。

「事細かにきちんと伝えたい」ということであれば、細かい部分までも文章としてまとめ、経営者が語る部分は、最重要部分だけに絞るというパターンもあります。

さらには、話が得意な経営者であれば、語りを増やして文書を減らす。話が苦手な経営者なら、文章でたっぷり説明して、語りは減らす。そういうパターンもあります。

どんなやり方が最適なのかは、一概には言えません。ただし、押さえておくべきポイントはあります。

目指すべき姿のポイントは文書で、想いはスピーチで

全社員が、同じように、明確に理解すべきこと(目指すべき姿やゴールなど)は分かりやすい文章で表し、誤解や曲解を防ぎます。それだけでは、熱意、情熱が伝わりませんので、その部分はスピーチで伝えるわけです。それを目指す理由なども、話して伝えた方がいいかもしれません。

つまり、客観的事実としてはっきりさせたいことは文章であらわし、想い、感情的な部分は話して伝えるということです。

もっとも、これは全社員に伝える時も同じことですが。。。

長くなってきたので、中間管理職に対して、部下に話ができるぐらい理解させるための方法については、次回にしたいと思います。

今回のポイント

  • ビジョンが浸透するというのは、「どんな姿を実現したいのか」というゴールと、ゴールに到達するまでの「進み方」が、社員全員に分かるようにすること
  • 社員一人ひとりのレベルまで伝えるためには、中間管理職が重要な役割を果たす
  • ビジョンを伝える時には、目指すべき姿のポイントは文書で、想いはスピーチで

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