その1:営業の経験を生かして商品開発に挑む!

昨日、中小企業家同友会の青年部会に参加した。

青年部会は、基本的に45歳以下の経営者が集まる会なので、いつもと違って若い人が多い。もっとも、厳密に年齢で区切っているわけではないので、それ以上の年齢の方も中にはいるのだが・・・でも、やはり、全体的に若い感じがするし、会のノリも若々しくて良い。

で、その会に、現在31歳で、あるメーカーに勤めているサラリーマンが参加していた。

その方は、同友会の会員企業に営業で出入りしていた営業マンだったそうだ。「だった」というのは、8月から本社の企画部に異動になり、今はそうではないからだ。

2次会で、その方と席が近くなり、そのあたりのいきさつを聞かせて頂いた。とても良い話だと思ったので、ここで紹介したいと思う。

彼は、入社してから営業をやり、7,8年のキャリアになるそうだ。その営業活動の中で、どうして、営業の現場の声を、商品開発に生かさないのか、という疑問を持っていたという。何度か進言したこともあるらしいが、ワンマン体質の会社で、まったく聞き入れられなかったそうだ。

そんなある日、社長が替わった。その会社は、いわゆる同族会社で、次期社長は専務、というのが既定路線だったらしい。ところが、どういう理由からか、外部から社長を招聘したという。

その社長は、就任後、全社員と面談をしたそうだ。当然、私があった元営業マンも、社長と面談した。

面談では、まず、「言いたいことを何でも言いなさい」と言われたという。そこで、彼は、現場の声を、もっと開発に生かすべきだ、という持論を改めて社長にぶちまけたのだそうだ。

すると・・・

「それなら、自分でやりなさい」ということで、異動。支店の営業から、商品開発にも携わる本社企画部へ異動になったのだ。

通常の会社なら、その異動は、別に不思議なことではないかもしれない。しかし、この会社では、支店営業から、本社へ異動することは前例がなく、あり得ないことだったそうだ。

8月1日づけなので、まだ異動したばかり。実際には、まだ、あまり仕事はしていない。だが、先週は四国を回り、今週は関西への出張。すでに、全国を飛び回って、現場の声を集めているらしい。

これから、自分の思いを実現するため、張り切ってやっていくと、目を輝かせながら、熱く語っていた。

さて・・・

この話のどこが良い話なのか???

人によって、受け止め方が違うだろう。

「社長が替わって良かったね」という人もいるだろう。「うちは、替わりそうもないし、ダメだよなぁ」なんて思う人もいるかもしれない。

いろいろな意見があるだろう。

私が、良い話だと思ったのは、この元営業マンが、「チャンスをつかむまであきらめずにいたこと」、そして、「チャンスが来たときに、そのチャンスをきちんとものにしたこと」だ。

大抵のサラリーマンは、会社に対して、何らかの問題意識を持っている。そして、この元営業マンと同様に、上司などに改善提案をしてみたものの、受け入れられなかった、という経験を持つ人も多い。そして、それを繰り返すうちに、あきらめてしまう・・・

「もう、いいや・・・別に・・・」

こんな風になってしまっている人も多い。

ところが、彼は違った。改善提案が受け入れられなくても、あきらめずに、ずーっと思いを暖め続けていたのだ。
そして、社長が交代して、社長との面談の機会を得て、そこで、すべてをぶちまけた。

これが、チャンスだと思ったかどうかは分からないが、見事にチャンスをつかんだわけだ。

その他の会社でも同じことが起こるか、というと、そうとは限らない。でも、別の形で、チャンスが訪れることはあるはずだ。思いを持ち続けていれば、いつか、チャンスはやってくる。あきらめないでいれば、絶対にチャンスはやってくるのだ。

それに、もっと言ってしまえば、ただ、待っているのではなく、自分から仕掛けることだって出来る。

あきらめなければ、手段なんて、いくらでもあるはずだ。

ですから・・・

みんな、あきらめずに、がんばりましょう!!

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