ブラックジャック

手塚治虫さんの作品に「ブラックジャック」という天才外科医を描いた作品があります。

ブラックジャックは、無免許医ですが、天才的な腕を持ち、世界からも注目される男です。普通なら不可能だと思われる手術も、超一流の技術によって成功に導きます。

ただ、問題は、高額な報酬を要求すること。

手術1回で、数百万とか数千万とか、非常識な高さ。作品が描かれた頃の金銭感覚は今とは違いますので、今なら、もっと高額な報酬を要求するのかもしれません。

特に、「金を出すから手術してくれ。金を出せば助けてくれるんだろ」というような人に対しては、がめつく、高額な報酬を要求します。

その一方で、「何とか助けたいけどお金はない。助けてくれたら、どんなことでもして金を作るから、何とかして欲しい」という人に対しては、最初は高額の報酬を要求したとしても、いきなり50円にしてしまったり、貝殻を報酬代わりにしたり、まあ、ただ同然で手術をやることもあります。

これは、マンガの世界ですから、かなり極端に描かれています。でも、私は、ある意味では、このブラックジャックの考え方に共感します。

ブラックジャックは、本気で助けたいのか、助かりたいのか、高額な報酬を要求することによって試しているようなところがあります。

また、金さえ出せばよいというものではなく、人としての礼儀も大切、義理や人情も大切という側面も見せます。

命はお金では買えない。他にも、お金では買えないものがある。

そんなことを教えてくれているようにも思います。

私には、ブラックジャックのような天才的な技術はありません。でも、ある部分では、ブラックジャックと同じです。

相手が本気かどうかは気になります。というか、ひょっとすると第一条件かもしれません。

「本当に何とかしたい」

その思いがあれば、面倒くさいことや大変なことも、協力しながら乗り越えていけます。でも、その思いがなければ、途中で挫折します。

「金を出せばいいんだろ」「俺は客だぞ」

それを口に出す人はいませんが、そういう匂いを醸し出す人は時々います。そんな人は、当然、こちらから遠慮させていただきます。

そういう人の相手をするのは気分が悪いという理由もありますが、うまく協力関係を築くことができないからです。協力関係が築けないと、絶対に失敗します。

ある意味では、対等な関係が築けないとうまくいきません。

お客だから上。

先生だから上。

そういうものではないのです。

その会社をよくするために、それぞれの役割を果たす。

それだけです。

お互いを認め合い、尊重しあって、協力しながら進めていく。

それができないとうまくいきません。

ここまでは、ブラックジャックと一緒。

違うのは、高額報酬!

一度やってみようかな。。。

「1億円です!」

ん~~~

2度と、誰も来てくれないな。。。

やっぱり、やめておこう。。。

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