中小企業診断士の研修

先週の土曜日は、中小企業診断士の理論政策研修(確かそんな名称だったと思います)を受けてきました。積極的に受けたいわけではないのですが、中小企業診断士の資格を維持するためには、所定の研修を受けたり、実績を積まなければならないのです。

最近は、そこまでして資格を維持する必要もないかなぁと思ったりもしますが、今のところは維持できるようにやっています。

さて、その研修の中で、事業を始めて約40年、自分でも中小企業診断士の資格を持っているという経営者の方の講義を聴きました。

会社の規模としては、売上4億円、社員数20人程度です。講義は、経営者の立場から、診断士(コンサルタント)へメッセージを送るというようなものでした。

たとえば、経営者はこんなことを考えているとか、こう対応した方がいいとか。

そんな話の中で、確かにそうだなと思えることがいくつかありました。

そのうちの一つ。

「20~30人ぐらいの中小企業の社長は、みんな自分でやりたいんですよ。だから、診断士には頼みませんよ」

確かにそうだなと思います。

あくまでも一般論ですが、このぐらいの規模の会社だと、組織がきちんとできていないことが多いと思います。それをうまく作れれば、50人、100人という規模になっていく可能性があると思いますが、その組織ができないために伸びていかないことがあるように思います。

でも、そこで専門家に依頼して、組織作りをしようと思う方はあまり多くないようです。

このぐらいの規模だと、自分でやってやれないことはないでしょうし、やりたくなる気持ちもよく分かります。私も、立場が変われば同じような傾向がありますから、人のことはいえません。

でも、コンサルタントの立場になると、もっと専門家をうまく活用すればいいのになぁと思ったりします。

私が実際に関わったことのある企業は、数千人規模以上の会社から、数百人規模、数十人規模とかなり幅があります。その中で、自分が一番役に立てそうだと思ったのは、最初は数十人規模の会社でした。

客観的に見れば未整備のところが多いので、専門家として役に立てる部分が多いだろうと思ったのです。

でも、最近は、数百人規模の会社の方が、自分はお役に立てるだろうと思っています。

なぜなら、そのぐらいの規模になると、戦略、組織作り、人材育成等、一つひとつが複雑に絡み合ってきて、企業が自力でやるのは難しくなってくるように思うからです。

また、その程度の規模になると、中間の管理者がどれだけ力を発揮するかによって、組織力が大きく変わります。業績にも大きな影響が出るでしょう。中間管理職の底上げをはかるには、自社だけでは難しいと思います。きっとお役に立てるだろうという自負があります。

もっとも、そのことは規模が小さい会社も同じです。ただ、規模が小さいうちは、社長が一喝すれば何とかなってしまうところがあります。しかしながら、ある程度の規模になってくるとそうはいきません。私の出る幕があるのは、そのような規模の会社かなと思うようになってきたのです。

そんなことを思っているところへ、その講師役の経営者も同じことをいっていました。

「20~30人規模の会社の社長は頼みませんよ。それが、100人以上になってくると変わるんです」

私としては、小規模の会社の方がやりがいがあると思っていましたが、相手からすれば余計なお世話なのかもしれません。

だとすれば、自分もメインターゲットを変えていく必要があるのかも知れませんね。

やりがい、ビジネス、人情、義理。。。

いろいろな思いがありますが、やりがいだけでは、ビジネスにはなりません。

もちろん、単純に規模で選別するつもりはありません。

でも、規模によって求められることも変わってきますし、準備しておくことが違うのです。

そうすると、あらかじめ想定しておく規模は、絞り込まなければなりません。

複雑な思いもありますが、今ここで、こんな話を聞くということは、きっと何か意味があるのでしょう。

今後どうするか。。。

根本的なことは変わりませんが、戦略は変わるでしょう。

行動も変えなければいけませんね。

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