うれしい贈り物
半年間、毎月1回ずつ研修をやらせていただいた会社があります。始まったかと思ったら、あっという間に6回目。今日が、その終わりの日でした。
今回は、取り上げるテーマは決まっていましたが、メンバーに考えてもらうことが中心だったので、細かくカリキュラムが決まっていたわけではありません。メンバーの意見を聞きながら、考えを整理したり、深堀したり、ときにはちょっとしたアドバイスをしたり、ストーリーはあってないようなものでした。
不思議なもので、こういう研修というのは、やればやるほど伝えたいことが増えていきます。普通に考えれば、回を重ねるにつれてすでに伝えたことが増えていくわけですから、だんだん伝えたいことは減っていくはずです。理屈ではそうなのですが、現実的には、やればやるほど、あれも伝えたい、これも伝えたいと欲張りになっていきます。
なぜそうなるのかといえば、一つは、回を重ねるにつれて、その会社、そのメンバーたちに愛着がわいてくるからだと思います。また、一生懸命取り組む姿に共鳴して、こちらも「もっと何とかしよう」と気持ちが入り込んでいくのでしょう。
それが最終回ともなると、限られた時間の中で何をやるか、何を伝えるかと本当に迷います。そうはいっても、限られた時間の中でやれることは多くありません。もう割り切ってやるしかないのです。
そして、やりきったという思いと、もっとやりたいことがあったという思いの両方がある中で、研修は終了します。スカッと気持ちいいような、名残惜しいような、複雑な感じです。
今日もそんな感じだったわけですが、一人のスタッフから、「実は、贈り物があるんです」と、あるものを渡されました。
それがこれです。
中身は、いわゆる寄せ書きです。本当は、そちらの方をお見せしたいのですが、メンバーの顔やらメッセージやらが見えてしまうので、こちらだけにしておきます。
研修が終わってしまうのは寂しいですが、心温まるうれしい贈り物でした。
ちょっと凹んだときや、疲れているとき。。。
これを見れば元気百倍でしょう!
ありがとうございます!
今後益々の成長・発展をお祈り申し上げます!
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