信頼とコミュニケーション
私の会社は、シンコムパートナーズといいます。
よく、“シスコム”と間違えられるのですが、正しくは、“シンコム”です。
時々聞かれるのは、「シンコムってどういう意味ですか?」ということ。
確かに、何だかよく分かりませんよね。。。
そりゃそうです。私の造語ですから。。。
しかも、“シンコム”の“シン”は、信頼の“シン”。
“シンコム”の“コム”は、コミュニケーションの“コム”。
どうして、日本語と英語をくっつけちゃうの?!
今の私ならそういうでしょうが、名前をつけた当時は、これでいいと思ってしまったのです。当時のキャッチフレーズが「信頼とコミュニケーションで、皆様のベストパートナーを目指す」ということでしたので、“信頼”を英語に訳さない方がいいと思ったわけです。
一応、少しは考えているのです。。。
それはどうでもいいのですが、重要なのは、なぜ私が、“信頼”と“コミュニケーション”を会社の名前にしようと思ったか、ということです。
いろいろ考えたのですが、結局、組織の問題、、、ひょっとすると、人間関係の問題といった方がいいのでしょうか、、、これは、“信頼”の欠如と“コミュニケーション”不足によるものが極めて多いと感じたからです。
私は、独立する前にコンサルティング会社にいて、いろいろな会社を見てきました。そして、それぞれの企業の問題や課題を見ました。また、問題の原因はどこにあるのか、どうしてうまくいかないのかという分析も、イヤというほどしました。
表面的に見ると、企業それぞれ問題も違いますし、原因も違います。
でも、ある程度の数を見てくると、すべての会社に当てはまる共通点が見えてくるのです。
それが、“信頼”の欠如と“コミュニケーション”不足でした。
もっとも、これをいうと「うちは、そんなことないよ」と、多くの方がおっしゃるのですが。。。
でも、あえて申し上げます。
「信頼関係ができている」とか、「コミュニケーションがきちんとできている」とか、安心しない方がいいと。
別に、けちをつけているわけじゃないんです。
余計なお世話かも知れませんが、もう一度よく考えてみた方がいいのです。
思いつきでいっているわけではないんです。
まあ、せいぜい数十社のレベルではありますが、企業を見て、問題点を探って、その原因を分析した経験から得たものです。
ですから、素直に、冷静に、私の意見にも耳を傾けて欲しいんです。
これができていないと、本当の強い組織はできません。
足並みが揃った組織、全社一丸となれるような組織にはなりません。
仲良しクラブとか、似非全社一丸組織はできます。
でも、そんなのイヤじゃないですか!!
私は、本当の強い会社を作るためのパートナーになりたいのです。
何だか、誰か特定の人に対するメッセージのようになってきましたが、そうではありません。
世の中の心ある経営者の皆様へのメッセージです。
もう一度、よく確認してみてください。
本当に、強い会社、楽しい会社を作るために!!
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