CCレモンホール

渋谷公会堂が、10月1日より、CCレモンホールとなるそうです。何でも施設の老朽化に伴い改装を終えたところで、施設名にスポンサーの名を冠することができる命名権を導入することになったそうです。

そして、その命名権を電通が取得し、正式な施設名称は「渋谷C.C.Lemonホール」になったとのこと。

このネーミングライツというのは、もともとアメリカで広がり、最近では日本でも見られるようになりました。野球場とか競技場などが多いような気がします。思いつくままに挙げてみると、野球場では、インボイスSEIBUドーム、フルキャストスタジアム宮城、福岡ヤフードーム、その他では味の素スタジアム、日産スタジアムなどがあります。

すべてを調べたわけではないので、他にもたくさんのものが存在するでしょう。でも、これまでは、このようなニュースがあっても、あまり気にも留めませんでした。ところが、今回は何かが引っかかる・・・

たとえば、「西武ドーム」が、「インボイスSEIBUドーム」になったところで、野球をやるところに変わりはありません。「味の素スタジアム」だからといって、料理の鉄人が戦う場だと思う人はいないでしょうし、「日産スタジアム」だからといって、レースをやるところとは誰も思わないでしょう。

そもそも、上で例に挙げたものは、冠に企業名がついているので、あまりイメージに大きな影響はないのです。確かに、企業イメージというのはあります。ただそれでも、企業には実体があるといえばあるし、ないといえばないというようなものなので、それほど鮮明なイメージはありません。

ですから、それを冠につけても、大きくイメージが変わることはないのです。

ところが、今回のCCレモンは違います。商品名です。CMも盛んにやっています。新商品として出てきた時のCMだと思いますが、♪CCレモン!CCレモン!♪と繰り返すフレーズは、頭から離れません。

企業にとっては、良いことなのでしょうが、イメージが鮮明に焼き付いています。

そんなところへ、CCレモンホール!

ここでクラシックのコンサートとかもやるんですよね、きっと。CCレモンというと、何となくポップな印象があって、クラシックの厳かなイメージには合わないような気がしますが・・・

CCレモンホールでクラシック・・・に違和感があるのは私だけでしょうか。

ついでにいえば、CCレモンホールでジャズ・・・というのも違和感があります。

もっといえば、CCレモンホールで演歌・・・というのも。

中に入ってしまえば、名前なんて関係ないという意見もあるでしょう。でも、こういうちょっとしたことが重要だったりするのです。

こういうちょっとしたことから、イメージが崩れていって、あとで取り返しのつかないことになったりするのです。

もちろん、CCレモンホールがそうなるかどうかは分かりません。

でも、「何となく違和感がある・・・」

これは、とても重要なことです。決して、見逃してはならないことなのです。

Follow me!