ゴルゴ13とディズニーの共通点

タイトルを見ると、最近続いている趣味の話かと思われる方も多いことでしょう。ところがどっこい、今日は、ブランド作りの話です。

実は、先日、テレビを見ていたら、ゴルゴ13のさいとう・たかをさんが出演されていました。その中で、ゴルゴ13の制作はどのように行われているかを、取り上げていたのです。

私は漫画やアニメ、劇画といったものには、あまり詳しくありません。アニメと漫画の区別は付きますが、漫画と劇画はどう違うのか・・・仕事がら調べたくなってしまうのですが、それは別の機会にして、とにかくあまり詳しくありません。

ですから、この世界の常識は分からないのですが、どうやらゴルゴ13は、それまでの常識を破るような画期的な制作スタイルをとっているようなのです。

たとえば、分業制。スタッフが何名かいらっしゃるようですが、それぞれ銃を描く人、背景を描く人など、担当が分かれているとのこと。アシスタントというよりは、それぞれが自分の担当の専門家ということのようです。

また、脚本家が外部に数十名いるとのこと。ストーリーは、さいとうさんが作っているのかと思いきや、様々な専門を持つ外部の脚本家が、それぞれの専門を生かしたストーリーを作られるとのこと。だからこそ、リアルなストーリーができる。もちろん、それを元に、修正したりするようですが、多くの人がストーリー作りに参画しているそうです。

さて、今日の本題。ゴルゴ13とディズニーの共通点は何でしょう?

それは、どちらも細部にこだわりを持って制作するということです。番組の中でも、銃、背景の建物、人物、ストーリーなど、その一つひとつにこだわっているところが表現されていました。実は、これはディズニーも同じです。

『ディズニーの7つの法則』トム・コネラン著 日経BP社の中に、大統領の人形の話が出てきます。歴代の大統領の人形があって、その時代に合ったリアルな服を着ています。手振りや身振りも、まさにリアルに描かれているそうです。

パッと見ただけでもリアルな人形ですが、すごいのは、その服の縫い目にまでこだわっているところです。その当時は手縫いだったので、人形が着ている服も手縫いで作ってあるというのです。

服の生地やデザインなどは、パッと見ただけでも違いが分かります。ですから、そこにこだわるのは理解できます。しかしながら、何も縫い目まで・・・そう思うのが普通でしょう。

ところが、ディズニーでは、そのような細かいところまでもこだわって作り上げていくということです。

ゴルゴ13もディズニーも、こだわり方が半端じゃない!

これが、私が感じたゴルゴ13とディズニーの共通点です。

そして、だからこそ、どちらも長年にわたり、圧倒的な支持を得られているということも。

結局、ゴルゴ13の銃一つにこだわる姿勢や、ディズニーの縫い目一つにこだわる姿勢は、それ以外のすべてに影響を与えているのです。だからこそリアリティがあり、行くたびに、見るたびに新たな発見があり、熱狂的なファンが増えていくのです。

見えないところや、目立たないところは手を抜いておこうとすると、そうはいきません。そのような姿勢が、どこからか伝わってしまうからでしょう。

こだわり・・・

「こだわり」というのは、本来はよい表現ではないそうです。それでも、とても重要なポイントです。

作り手が何もこだわっていないものに、他の人が魅力を感じるでしょうか。作り手がこだわって、こだわって、トコトンこだわって作るからこそ、その情熱、思いが伝わっていく。そう思います。

そう考えると、安易な顧客志向はブランド作りには大敵です。下手をすると、八方美人的になって、骨がなくなります。

かといって、顧客を無視することもできませんから、難しいところです。

いずれにしても、自分なりのこだわり。

忘れてはならない、大切なものですね。

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