ブランド力とビジネスブログ
最近来なくなりましたが、一時期、毎週のようにDMのメールが来ていました。何のDMかというと、ビジネスブログを作りませんか?という内容。
何度も、何度も、何度も・・・相当、積極的にアピールしてくれたのですが、私は、ロクに読みもしませんでした。なぜかというと、全体のトーンがあまりにも売り込みくさくて、嫌気がさしたからです。また、人の名前を間違えて送ってきていることに、へそを曲げたということもあるかもしれません。
「○○様」で始めて、親近感を出そうというのでしょうが、その名前を間違えてしまったのでは、どうしようもないでしょう。
実は、その会社、ある会合で名刺交換したことのある社長の会社でした。その後も何度か顔を合わせたりしていたのですが、そのメール以来、どうも印象が悪くなりました。
同時に、ビジネスブログについても、印象が悪くなりました。
考えてみれば、ビジネスブログに何の罪もないのですが、そのメールの印象とともに、ビジネスブログの印象も悪くなってしまったのです。
そのとき思ったのは、
・ビジネスブログも、無料で使える個人用のブログも対して変わらないだろう
・会社のオフィシャルなホームページは、ブログじゃ無理でしょう
そんな印象でした。
メールのトーンが嫌いで、内容をよく読みもしませんでしたから、ビジネスブログについて、何も分かっていないのに判断を下してしまったのです。
その後も、あちこちで「ビジネスブログ」「ビジネスブログ」「ビジネスブログ」・・・と目にしてきましたが、決まって無視。
何が、ビジネスブログだよ・・・
そう思っていたのです。
ところが、つい先日のこと。
今度、ホームページをリニューアルしようと思っている私は、どんな風にすればいいか関連の雑誌などを立ち読みしながら考えていました。ある程度構想はあるものの、最新の情報に疎くなっていたので、情報収集していたわけです。
すると。
出ました「ビジネスブログ!」
記事の中に、ビジネスブログが登場したのです。
またかよ、と思ったのですが、ちょっと読んでみました。
ふんふん。へー。ほー。なるほどねぇ。
そうなんだ・・・
そうか!
これじゃん!!!
結局、今度のホームページは、ビジネスブログを活用して作ることになりました。
あれだけ、ビジネスブログなんて・・・と、思っていたくせに。
でも、うまく使えば良さそうです。
ブランドづくりにも使えそうです。
教訓。
物事の善し悪しは、きちんと情報を収集してから判断すること。
先入観にとらわれていると、ろくなことはない。
何でもすぐに飛びつくのも問題だが、敬遠するのも問題。
まずは、積極的に触れてみて、それから結論を出しても遅くはない。
いろいろと勉強になりました。
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