手間暇かかることをやる

いつもチェックしているテレビ番組の一つに、ガイアの夜明けがあります。今日は、「カラーウォーズ~華麗なる色の仕掛け人たち~」と題して、携帯電話と自動車の色について取り上げられていました。

いわれてみれば、携帯電話もカラフルになりました。数年前は、黒、シルバー、白あたりが主流でした。それが、ここ数年でピンク、イエロー、ブルー・・・ゴレンジャーかよ!(古い)と、様々な色の携帯電話が発売されています。

さて、番組では、そのような色の仕掛け人と、その色を実際に生み出す塗料会社のスタッフが取り上げられていました。携帯電話メーカーの色の仕掛け人が出す難しい要求に、塗料会社のスタッフがどのようにこたえるのか。試行錯誤しながら、色づくりをしていくプロセスが取り上げられていました。

その中で登場した、この塗料会社の社長さんの一言に、ビビッときました。

この会社は、武蔵塗料株式会社という「特殊塗料」の製造・販売の専門メーカーです。ホームページを拝見すると、とても色にこだわりを持って事業展開されていることが分かります。

その社長さんの一言とは、

「我々が生き残っているのは、手間暇かかることをやっているから。そうじゃなければ、大企業に負けてしまう」

このような内容でした。

恐らく、様々な顧客の要望に応えて、微妙な色合いの違いを実現したり、色のバリエーションを豊富にしたりという努力をしてきたということなのでしょう。

生産形態にたとえれば、小ロット、多品種生産に、柔軟に対応しているということでしょうか。

さて。

会社は、大きければいいというものではないと思います。でも、規模が大きいと有利になることがたくさんあることも事実です。

そのような中で、中小企業が生き残っていくのにはどうしたらよいか。

その一つの答えが、この社長がおっしゃっている「手間暇かかることをやる」ということではないかと思うのです。

もちろん、手間暇かかることをやるということは、効率が低下します。しかし、効率を追求し出すと、大手企業に有利な土俵で戦うことになり、厳しい状況が待ち受けています。

勝負の鉄則は、勝てる土俵で戦うこと。

やはり、手間暇かかることに、取り組んでいくことが大切なのではないかと思いました。

手間暇かけることが、お客様から喜ばれれば、かゆいところにも手が届く会社として重宝されます。いわゆる顧客ロイヤルティが形成されるのです。

それを蓄積していけば、中小企業なりのブランドが築ける。

そう思います。

楽して儲かることに越したことはないのですが、世の中そうは甘くないようです。

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