会社のイメージ

イメージというものは、つかみ所のないものですが、個人にとっても、会社にとっても非常に重要なものです。
一度悪いイメージを持たれてしまうと、それを払拭することは至難の業です。毎年、毎年、いくつかの企業が世間を騒がせますが、そのような企業のイメージは悪化し、それとともに業績に深刻な影響を与えることもしばしばあります。
ですから、どんな経営者でも、自社に対してよいイメージを持って欲しい、少なくとも、悪いイメージは持って欲しくないと思っているでしょう。
さて、この自社に対するイメージ。
一体、どうしたらよくすることができるのでしょうか?
難しい問題ですが、何とかしたいですよね?


と、投げかけておいて、なんですが・・・
結論からいえば、「こうしたらよくなる」という特効薬はありません。なぜなら、会社に対するイメージを決めるものは、その人によって異なるからです。
とはいうものの、最も重要なファクターは、“人”です。
さて、突然ですが、私の事務所には、宅配業者が3社ほどやってきます。どこも有名な企業で、名前を聞けば誰でも知っているという企業です。
仮に、T社とH社とP社としておきます。
かつての、それらの会社に対する私のイメージは、T社は◎、H社は△、P社は対象外という感じでした。
T社とH社は、仕事でよく使っていましたが、T社はいつも丁寧でミスも少なかったので、好感を持っていました。一方、H社はミスが多く、取り扱いも乱暴で、中身が破損しかかっていたこともあって、イメージが悪かったのです。
P社については、名前は知っていましたが、使ったこともなかったので、イメージを持っていませんでした。
その後、仕事で宅配業者を使うことはありませんでしたが、そのイメージは変わりませんでした。
ところが。
今のイメージは、まったく違います。T社=×、H社=◎、P社=○。
T社は、見事に暴落してしまいました。
なぜそうなってしまったのかというと、T社のミスが重なったとき担当者の態度がよくなかったこと、そしてその後もあまり改善されない、ということが原因です。
時々、テレビで、イメージアップにつながりそうなCMをやっているのを見かけますが、私は思います。
「そんなこといっても、現場ではねぇ・・・」
多額の資金をかけてテレビCMをやっても、イメージアップどころか、感情を逆撫でされるというか、イメージダウンになってしまっているのです。
これは、私個人的なことではありますが、同じようなことを感じている人がいないとは言い切れません。ハインリッヒの法則に従えば、29人は少し不満を感じているということになりますから、完全に無視するわけにもいかないでしょう。
多額の資金をかけてイメージアップを図っても、たった一人の社員が、それをぶちこわしにする。
恐ろしいことです・・・
(小野瀬 真也)

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