「まずは、やってみよう」という組織を作る

最近は、環境の変化も激しく、移り変わりも早くなってきています。昨年と同じことをやっていたのでは、現状維持もままならないとっても過言ではないかもしれません。
このような環境を乗り切っていくためには、社員一人ひとりに創造性、積極性、自発性、能動性・・・いろいろなことが必要になってきます。経営者は欲張りですから、社員に対する要求もドンドン高くなっていくでしょう。
社長の要求の高まりにあわせて、社員の能力やアウトプットが高まれば何もいうことはありません。しかしながら、そうはいかないことが多いのではないでしょうか?
社員のレベルは変わらないまま、社長の要求だけが高くなっていく・・・
社長のイライラはドンドンつのり、ストレスもたまってきます。イライラしてくれば、社員に対して思わずつらくあたってしまうことも。ついつい厳しい言葉が出てしまうことも多くなります。
それで、社員が発憤して成果を挙げればいいのですが、その逆になることも多いようです。


というのは、社員たちが、マイナスのイメージを持ってしまうようになり、持っている力を存分に発揮できなくなってしまうからです。
「失敗したら社長に怒られる」
「失敗したら社長の機嫌が悪くなる」
そのようなイメージを持っていると、萎縮してしまい、失敗してしまうこともよくあります。失敗したときのことばかり考えていると、現実にも失敗してしまうのです。
反対に、絶対成功すると思っていると、本当に成功するということもよくあります。
「何事もその人がイメージしているとおりになる」という人までいます。
もちろん、「絶対成功する」と思ってさえいれば、絶対に成功するということはあり得ません。「成功する」と思ってさえいれば成功するのなら、誰も苦労はしません。現実はそんな甘くないから、みんな苦労するわけです。
でも、人の持つイメージが重要だということは間違いありません。
そのイメージが、人の行動に影響を与えるからです。
たとえば、営業成績の上がらない社員がいたとします。他の営業担当者は、順調に売上を上げているのに、その社員だけいつまでたっても売上はゼロ。こんな状況では、この社員を叱責したくもなります。
「何やってんだ!しっかりやれ!!売れるまで帰ってくるんじゃない!!!」
ときには、こんな叱責も有効でしょう。しかしながら、これが続くと、次第に、社員の心の中に「自分はダメだ」という悪いイメージが定着してきます。弱気の虫が大きくなってきて、だんだんと「どうせダメだ」というあきらめモードに突入します。
一度あきらめモードに入ったら、そこからはい上がるのは大変なことです。
「そこからはい上がれないような情けない奴はいらない」
そんなことを思う方もいるでしょうが、人間は誰でも弱さを持っています。ときには、弱気の虫にやられてしまうことだってあるのです。
そこで、ダメでも良いから(本当はよくないんですが)、まずはやってみようと思えるような雰囲気作りが大切になるのです。
失敗を恐れてチャレンジしなくなってしまっては、それこそ今後の発展は望めません。新しいことにチャレンジすることが当たり前である組織にするためには、失敗しても認めてあげたり、「やれば必ずできる」というイメージを持たせてあげるようにすることが大切です。
「そんなこともできないのか」ととらえるのではなく、「よくぞ、新しいことにチャレンジした!」
そのように考えることも大切だと思います。
(小野瀬 真也)

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