経営者とコンサルタント

先日、ある会社の研修を行ったのですが、その会社の社長からメールを頂きました。
社長曰く、「研修がきっかけとなって、会社にも変化がありました。これも小野瀬さんのおかげです。ありがとうございました」と。
こういうメールを頂くと、やはり、とてもうれしいものです。悩みながら作ったプログラムが役に立ったわけですし、少しでも貢献できたという実感を持てるからです。
こういうことがあると、この仕事をやっていてよかったなぁ・・・と思えるのです。
しかし・・・


実のところ、先ほどの会社が変わり始めたのは、私のおかげではありません。あくまでも、その社長の行動力の賜なのです。私がやったことは、あくまでも「きっかけ」を作ったに過ぎません。その「きっかけ」を活かして、その社長が会社を変えていこうとしたからこそ、会社が変わり始めたのです。それだけです。
こちらの会社とは、とてもいい関係で仕事ができていると思っています。というのは、日頃から社長とはおつきあいがあるので、社長が何を考えているのか理解しやすいのです。もちろん、実際にプログラムを実施する場合には、改めて社長の意向を確認します。そのときに、社長の言葉の背後にある思いも理解できるので、プログラムが作りやすいのです。
さらに良いのは、その社長が、私が研修で作った「きっかけ」を、うまく活かそうとしてくださることです。もちろん、受講した社員の方々も熱心な方なので、研修で学んだことを、日々の仕事の中で活かそうとしてくれています。これがないと、研修は活きてきません。
繰り返しになりますが、研修は、あくまでも「きっかけ」に過ぎません。コンサルタントの立場でできるのは、「きっかけ」だけに終わらないように、プログラムを工夫することだけです。その「きっかけ」を生かすも殺すも、受講生自身、あるいは経営者次第なのです。
その点、この会社は素晴らしい。社長自身が、日々努力されていて、スパイス的にコンサルタントを活用する。外部からの刺激をうまく使って、社長自身のビジョンを実現しようとする。
そんな姿勢があるからこそ、うまくいっているのだと思います。
実は、このメールを頂いたとき、とてもうれしかったのと同時に、身が引き締まる思いもありました。当たり前のことですが、期待を裏切るような仕事はできないなと思ったのです。
これからも社長の期待に応えられるよう、自分自身レベルアップし、最善を尽くしていきたいと思います。

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