全社一丸となってやりきる

日航の社長に就任した大西さんの言葉です。

このようなことは多くの方がいいますが、私の知っている会社の幹部もよく口にするので、記事が目に付きました。

私の仕事は、全社一丸となる組織を作るお手伝いをすることですが、なかなか難しいものです。

ただみんなが仲良くなっても、それは全社一丸ではありません。仲良しクラブにはなるかもしれませんが、結束力、団結力があるかといえば、そうでもありません。何か問題が起これば、簡単にバラバラになります。

一丸となる組織には、強いリーダーが必要です。でも、強さの出し方、方向性を間違えると、これもまた表面的に団結しているだけで、本当の全社一丸とはなれません。面従腹背が当たり前のようになり、イエスマンが増えたりもします。

だからといって、リーダーが遠慮して、みんなの意見を聞き、調整役に徹したとしても、これまた全社一丸にはなりません。みんなが意見を言えて気持ちいいかもしれませんが、今度はまとまらなくなります。

リーダーが強すぎてもダメだし、弱すぎてもダメだし、一筋縄ではいきません。

ビジネスの世界ではありませんが、貴乃花親方が理事になりました。貴乃花は、強いリーダーシップを発揮しようとしています。これまでの慣習を無視(良くも悪くも)して、相撲界の常識からは逸脱して、強引に立候補しました。

信念を貫き、正しいことをやろうという志は、とても素晴らしいことです。私も応援します。ところが、それが本当に相撲界を変えていくことになるのかというと疑問を感じたりもします。

相撲界が一丸となることを考えると、貴乃花親方は異端児であり、ちょっと浮いた存在だと思うからです。

もちろん、その異端児が中心にくることもあるのですが、正面から突破しようとしても難しいように思います。もっとも、相撲界の常識は、世間の非常識のようなところもありますし、世論が貴乃花親方をバックアップするかもしれません。

ただ、いずれにしても道は険しいといわざるを得ません。

会社の中でも同じです。

メンバーを鼓舞するために、危機感をあおったり、叱咤激励したり、背中で語ろうと人一倍努力したり、とにかく必死になってやっているのに、場合によっては、「あの人は特別。。。」みたいに思われることもあります。

「じゃあ、自分でがんばれば。。。」というような、冷めた目で見る人も現れます。

全社一丸となるためには、自分のポジション取りや、動くスピードなど、ちょうどいいところにあわせることが大切です。

前に行きすぎず、近すぎず。

上でもなく、下でもなく。

何がベストかは、その場じゃないと分かりません。

とても難しいと思います。

私自身も、分かったような事を書いていますが、実は何が正解か分かりません。

時には、間違えることもあります。

「あ、今、ちょっと出過ぎたな」とか、「あわせすぎたな」とか。

でも、それはそれで仕方ないとも思っています。誰でも、常にベストを出し続けることはできませんから。

重要なのは、こうしたいという思いを持ち続けて、常にそこを目指していこうという姿勢があるかないか。

それがあれば、多少ずれることがあっても、言動に一貫性があるでしょうし、信頼感も生まれるはずです。

でも、すぐにはうまくいきません。

時間がかかります。

しかしながら、正しいことを継続していれば、必ず成果が表れます。

月並みですが、あきらめずにやり続けることが大切ってことですね。

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