環境変化への対応

様々な経験は、貴重な財産です。幅広く、奥の深い経験をたくさんすることにより、自分を成長させることができます。人は、経験することで多くを学びます。

でも、昨今のように、環境が大きく変わってしまうと、経験から学んだこともいったんリセットする必要があるかもしれません。

もちろん、すべてをリセットするというわけではありません。どんな時代にも通用するような普遍的なことを学んでいることもあるでしょう。また、ある程度応用が利くようなものもあります。でも、環境が変わったことによって、考え直さなければならないことも多いと思います。

先日もある経営者がいっていました。

「世の中の構造が変わってしまった。元には戻らない」

いろいろなところで、同様の趣旨のことが語られています。

恐らく、大抵の人は分かっていることでしょう。ところが、変わってしまった構造に対応できるかどうかは、大きな差があるようです。ちなみに、ここでいっている「対応できている」というのは、新たな構造で、ビジネスを成功させることをいっているのではありません。構造が変わったのだから、自分たちも変わらなければいけないと、変化できるかどうか。ただ、それだけのことをいっています。

もっとも、どう変化すればいいのかは、正解がありません。ですから、変化したいと思っても、変化することに躊躇してしまうのかもしれません。

また、これまでの経験で培ったことを、どうしても捨てきれないということもあるでしょう。自分では柔軟に考えようとしていても、無意識のうちに何らかの固定観念にとらわれているということはよくあることです。

では、どうすればいいのか。

原則的には、ゼロベースで、顧客の立場に立って、もう1回ビジネスを組み立て直すことです。もちろん、ライバルの動向を踏まえながら。

ちなみに、顧客の立場に立って、商品やサービスを改善するのではありません。

すべてを組み立て直すのです。

マーケティングの4P(製品、価格、チャネル、プロモーション)をすべて一から考えてみるとか、そもそも事業領域を考え直すとか、そのような見直しが必要になっているのだと思います。

まあ、コンサルタントがいいそうなことですよね。

でも、一か八かでチャンスに賭けるのでなければ、論理的に考えるしかありません。とすると、基本的な環境分析や戦略策定のプロセスをしっかりとたどっていくことが、結局は近道なのではないかと思います。

重要なのは、プロセスは教えてもらってもいいと思いますが、内容は自分で考えること。考え抜くこと。

そうしないと、自社独自のものができなくなります。

独自のものができなければ、いつまでたっても激しい競争にさらされ、厳しい環境に置かれます。

もっとも、独自のものをつくることも大変で、厳しいことですが。

でも、やるしかないと思うんです。

「それができれば苦労はしない」

そう思っても、あきらめずにやるしかないと思うのです。

あきらめずに考え抜いて、アイデアをかたちにするまでやり抜く。

それしかありません。

やるしかないです!

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