全体を一気に変えないと、結局いつまでも変わらない

経営者とお話ししていると、こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけないと、多くの課題が出てきます。細かいことを一つずつ見ていくときりがないのですが、大きくいうと、結局、社員の意識を変えなきゃいけないというところにたどり着くことが多いようです。

そんなとき、「あれをやって、これをやって、一気に変えましょう」という提案をすると、たいていの場合は、受け入れてもらえません。

「そんなに一気に変えようとしても難しいでしょ。やっぱり少しずつじゃないと」

それは確かにその通りでもあります。でも、その通りではないともいえます。

まず、「その通り」という点についていえば、ダイエットと同じといえば分かりやすいでしょうか。急激に体重を落とすと、リバウンドがあるとよくいわれます。社員の意識を変えるために、何か劇的なことをやっても、その影響力は瞬間的であって、長続きしません。むしろ、あとになってみると、悪影響があるかもしれません。

そういう面からいえば、その通りです。

でも、「その通りではない」という面もあります。

その通りではない例を挙げると、たとえば「早起き」です。

今、朝7時に起きている人が、朝4時に起きるようにしたいと考えます。時々あるのが、1日10分ずつ早くしていけば、6日で1時間早くなって、1ヶ月もすれば、朝4時に起きられるようになるというもの。

そのように少しずつ早起きしていけば、無理もなく、自然に早起きができるようになるという話です。

理屈では、確かにその通り!という気がします。

でも、やってみると分かりますが、これは結構辛いことです。なぜかといえば、毎日毎日、今日よりも10分早く起きることを継続しなければならないのです。ただでさえ朝はつらいのに、毎日毎日、それよりも早く起きなければいけないのです。

むしろ、明日から早起きする!と決めて、いきなり4時に起きるようにした方が、起きるときは楽です。もっとも、しばらくの間は、時差ぼけのように、昼間眠くなったり、リズムが狂ってしまうでしょう。でも、それは3週間も続きません。1週間もすれば、早起きのリズムができてくると思います。

要するに、何かを変えるということはとても大変なことなので、少しずつ変えてその期間が長くなるよりは、一気に変えてしまった方が楽だという考えもあるということです。

もちろん、実際には、人間はそんなに劇的に変わるものではありません。少しずつ変わっていきます。

でも、それはあくまでも本当に定着するかどうかという結果なのです。やること、行動面については、少しずつ変化していくというよりも、むしろ一気にやってしまった方がうまくいくということも多いのです。

もっとも、そのためには、プロセスをしっかりとつくり、きちんと準備しておくことが必要ではあります。

素人が、急激なダイエットをするのが危険なように、適切な計画もなく、急激な変革をおこそうというのは、やはり危険です。

変革するための計画は、きちんと立てることはいうまでもないということですね。

変革は計画的に!

どっかのパクリですが。。。[E:coldsweats01]

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