戦略とは捨てること

実は、あることを決断しました。ある仕事から手を引くことにしたのです。

新しいことを始めるよりも、やめることの方が難しい。

よく言われることですが、それを実感しました。やめるしかない、どうしようもない状況なら、別に難しくもないでしょう。でも、私の場合は違いました。そこにかなりのエネルギーを投入してきましたし、事業としても成長していました。ですから、正直いって悩みました。

でも、やめることにしました。

なぜか。

やはり、選択と集中するしかないと考えたからです。大企業と違って(というか、そもそも比較することが大笑いという感じですが)、複数のことに経営資源を投入することは、自分の首を絞めることにもなりかねません。

分散投資すれば安全だというのは、大企業と貯蓄の話。中小企業が事業を発展させていくためには、限られた資源を特定の分野に集中投資するしかありません。

実は、そのことを先日の研修会の時に再認識させられたのです。

どなたの言葉か分かりませんが、「戦略とは捨てることだ」ということを聞いたことがあります。何かを選択するということは、何かを捨てるということ。どちらも生かせればいいのでしょうが、そうはいかないことも多いものです。

そうやって、捨てて、捨てて、捨てて・・・ある分野に集中していけば、中小企業であってもある種のブランドを築き上げることができると思います。それは、全国区で大きな市場があるものではないかも知れません。それでも、中小企業が生きていくのに十分な市場であることは多い。ならば、無駄な競争をするのではなく、自社の特徴が生かせる事業領域に特化することも大切ではないか。そう思います。

たぶん、多くの方はそう考えると思います。あとは、それを実行するかどうか。また、どのように実行していくか。

結局、考えている内容は大差ないことが多いように思います。やはり、勝負は実行力。そのためには、いらないものは捨てて、機動力を強化して、素早く確実に実行する。それが、変化の激しいこの時代に生き残っていく道ではないでしょうか。

実行するスピードが大切。

分かっていても、なかなか、できないことですけどね。

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