継続すること

ある営業会社でのことです。

その会社では、まず朝一でミーティングを行うと、その後は、全員揃って電話をしていました。何のための電話かはお分かりでしょうが、アポイントを取るための電話です。

その会社では、1日に何本の電話をかけるかも決まっていました。1日36本。それだけかければ、確率的に、話ができる人が○人、話ができた人の中でアポイントが取れる人が△人ということが予想できるからです。

要するに、1日に必要なアポイントを取るためには、確率的にいえば36本の電話が必要であるということなのです。

ところが、その36本の電話というのが難しい。なぜなら、電話のリストがあってそこに片っ端から電話をするわけではないからです。

電話をする相手は、一度は名刺交換をしたことがある人とか、紹介していただいた人とか、薄くても良いのでとにかく何らかの関係がある人に限定されているのです。

それでも最初の数日は問題ありません。しかしながら、10日もたてばもう大変。単純計算では360人に電話したことになり、もう電話するところがなくなってしまうのです。

じゃあ、どこに電話したらいいのか。かけるところがないのだから、36本かけなくてもよいのか。

その会社では、どうしても電話するところがなければ、天気予報でも時報でもいいから、とにかく36本の電話をしなさい、と教えていました。

さて・・・

いくら36本の電話をかけることがルールだとはいえ、天気予報とか時報にかけるなんておかしくはないでしょうか?

それでも確かに36本は36本に違いありませんが、無駄な電話です。

やっぱりおかしいですよね。

私も、かつてはおかしいと思いました。

ところが、そうとも言い切れないようなのです。

実は、ある面からは、それでも良いから36本電話をかける方がよいといえるのです。

それは、物事を継続するという観点から考えた場合です。ブログでもそうですが、とにかく毎日書き続ける人と、書いたり休んだりという人がいます。別にどちらが正しいとかいうことはないのですが、継続するなら毎日書くか、1週間に1度書くか、何か決めごとをして、それをとにかく徹底することが大切です。

気分が向いたときに書こうなどといっていては、いつまでたっても気分は向きません。

この36本の電話も同じような意味があります。とにかく、何が何でも、36本の電話をかけ続けていると、明日もあさっても、その次の日、さらにその次の日も・・・ずっとかけ続けることになるでしょう。ところが、一度やめてしまえば、そこからはもうなし崩し的になります。

まあ、この前もかけなかったし、今日も良いだろう・・・

そのような心が芽生えるからです。

そうならないためには、何が何でも、どんな事情があろうとも、例外を作らずに、とにかくやり続ける。

それが、大切ということです。

そのためには、まずは「やり続ける」という決意が大切です。当たり前すぎますが、それなくして継続はあり得ないでしょう。そして、その決意を支えるもの。それが、経営理念とか、信念とか、将来の夢とか・・・そういうものなんですね。

理念じゃ飯が食えないとかいわれますが、それに支えられているものも大きいと思います。

いずれにしても、継続は大切ですね。

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