今どき、最高益!

2月13日の日本経済新聞によれば、経常利益が前期に比べて2ケタ増で、かつ最高となる企業(経常利益50億円以上)が54社に達するということです。

キーワードとなるのは、「低価格・新市場・環境」。

「低価格」とは、いうまでもなく低価格です。ただ、値下げするだけでは利益率が下がるだけなので、価格を下げた分をどこかで取り戻せるような仕組みを作っています。

よくあるのは、客単価が落ちる分を客数でカバーするとか、販売価格を抑えられるように原価を削減するとか、小売が自社商品を販売するとかですが、まさに好調企業はそんなことをやっているようです。

つまり、別に目新しいこと、何か特別なことをやらなくても、利益をあげることは可能なのです。もちろん、当たり前のことをやるといっても、ライバルと同じレベルでは勝てないので、そこでダントツに突き抜ける必要があります。

難しいのは、その「ダントツに突き抜ける」こと。

これには戦略性も必要ですが、やりきる力が重要です。やりきる力を培うためには、社員のやる気を高めて、力を引き出す必要があります。結局、勝ち抜くためには、社員の力が大切なのです。

次に、「新市場」。新市場といっても、これまでまったく聞いたことのないような、本当に新しい市場っていうわけでもないんですよね。

この記事で取り上げられているのは、セブン銀行のATM設置拡大、特許切れで割安となった後発医薬品を手がける東和薬品など。

ATMも医薬品も、これまでに存在していました。ATMはもともと銀行にありました。それが、コンビニとかスーパーとか駅とか、様々なところに設置され始めました。もともとあったATMを、それまではあまり設置されていなかったところに設置する。そこが新しいのです。

医薬品も、当然これまでもありました。ただし、特許切れで割安になっていない、「後発」ではない医薬品(先発医薬品)が中心です。もちろん、今も、全体の割合からいえば、先発医薬品の方が多いのかもしれません。でも、時代の流れで、後発医薬品が増加傾向にあるところで、その機会を生かして自社の利益を増やしていっているのです。

どちらも、時代の流れや自社の強みを生かして、今までとは少し違う、新しい市場で利益をあげています。

最後の「環境」は、いうまでもありません。今では、世界的に環境投資が増えつつあり、それをうまく追い風にしているということです。

こうやってみてくると、どれも、市場を見いだす目の付けどころがいいですね。そして、その市場に対応するために、自社の強みを生かしている。

まあ、当たり前のことをやっているわけです。

でも、残念ながら、この当たり前のことは、実行に移すことが難しいのが当たり前。

日頃から、自社の強みを認識することが重要だし、その強みを磨いて、他社の追随を許さない要にすることも重要。

また、今の市場とは違う、将来の機会となる市場を探し続けていくことも重要。

それをやり続けていることが、今の高収益につながっているのでしょう。

結局、ビジネスの基本的な考え方と、それを徹底的にやりきることが大切!

シンプルだけど、簡単じゃないんですよね。。。

でも、やりましょう!!

Follow me!

[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)