ワインの会
今日は、同友会の仲間が主催しているワインの会に参加しました。
こぢんまりとしたフレンチの店を貸し切って、食事とワインの試飲。講師は、ワインスクールの主任講師でもあり、様々な資格を有している方です。内容は覚え切れませんが、各ワインについての興味深い説明も聞かせていただきました。
聞いたところによると、この会は、飲み会での話がきっかけとなって始まり、今回が5回目ということでした。参加する側としては、とても楽しく、会費もリーズナブルで、とてもうれしい会です。食事ができて、これだけワインが飲めて、話も聞ける。その割には会費が安い!
これはもう、いうことはありません。
ただ、私も地区会でやったから分かりますが、主催者側には結構負担がかかります。特に、講師の方は、ワインの選定やレジュメづくりなど、相当の負担がかかります。また、幹事役の方の負担も軽くはありません。
実は、会の途中でこんな話が出ました。
「参加者にとっては素晴らしい会だけど、一部の人に負担がかかりすぎているのではないか」
「今後の会の運営を、改めて考えた方がいいのではないか」
そんな内容です。
このような会は、継続することが大変です。結局、運営するのが一部の人だけになったり、負担が一部の人に集中しがちです。
やはり、有志で集まる会、任意で参加する会は、目的や仕組みがきちんとしていなければならないと思います。一部の人に負担がかかりすぎてもいけないし、一部の人だけがいい思いをしてもいけません。また、何のための会なのか、目的が明確でなければいけないと思います。
参加する人全員が何らかのメリットを享受し、長く継続できる仕組みが必要です。
継続しているうちに、何のための会なのか分からなくなることもよくあります。
継続しているうちに、実施することが目的化する場合もあります。
企業経営も難しいですが、任意で参加する会の運営も大変です。
たぶん、どちらもうまくやるためのポイントは共通しています。
明確な目的。
一人ひとりの役割、貢献領域。
一人ひとりにとってのメリット。
それらがうまく回る仕組み。
どこへいっても、どんな場合でも、結局は、WIN-WINにならなきゃ長続きしないと思います。
誰かの一人勝ちは、いつか崩壊します。
バランスが悪ければ、どこかがゆがんでいますから、そのうち崩壊します。
もし、力業で何とか保っているとしたら、ある日突然、崩れます。
ワインでいい気分に酔っぱらいながら、ちょっと考えさせられました。
継続すること。
どんなことでもそうですが、大変なことですね。
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