何事にも順番がある

家を建てるとき。

私は大工さんじゃありませんので、家を建てたことはありませんが、おおよその順番は分かります。

まずは、基礎となる土台作り。それから柱ができて、壁ができて、屋根ができて、形ができたところで、内装を整えたり、窓ガラスが入ったりすると思います。

少なくとも、屋根から作り始めて、全部つくったあとに、土台をつくるなんていうことはありません。

こんなことは、誰でも分かります。

組織もたぶん同じです。

難しいのは、何が土台で、何が屋根で、内装を整えるみたいなのはどこなのか。そういうのがすごく分かりにくいということです。言い換えると、優先順位を見失いがちになるということです。

さらに問題なのは、本来なら最後の方で、つまり仕上げの部分でやるはずの、何かを整える、きれいにするということの方が、組織の中では目に付いてしまう可能性があるということです。

たとえば、人事制度とか、就業規則とか、経理の規定とか、いろいろなルールがあります。法律で規制されている部分ではなく、企業の裁量で自由にできる部分があります。

そういうルールは、整っている方がいいか、整っていない方がいいか。

もちろん、きちんと整っている方がいいに決まっています。

でも、それが最優先事項かというと、そうとも限りません。

もっともっと売上を伸ばすことに意識を集中した方がいいこともあるでしょう。

売上を伸ばすためにも、商品力をアップしたり、接客力を高めたり、提案力を高めたり、いろいろやることがあります。

それらをないがしろにしてまで、様々なルールを整備した方がいいかといえば、そうではないことも多いというのが現実だと思います。

もちろん、あるところまで達してくると、そういうルールをきちんとしなければ、先ほどとは反対に、売上を伸ばすことができなくなるでしょう。ルールがしっかりしていないと、組織が乱れて、力が発揮できなくなる可能性があるからです。

従って、小さな組織では、ガチガチのルールはいらないと思います。必要最低限のルール、シンプル・イズ・ベストだと思います。

極論すると、社長の一声で決まる、、、それでもいいと思います。

もっとも、そうするということは、社長には、冷静で、理性的で、常に公平な意思決定が求められるということで、自分の思うがまま、自分勝手にやっていいということではありません。

こういうことを書くと、たぶん、経営者の方は、自分のことを書いていると思うのでしょうが、そこは今日書きたいことのメインではありません。

社長の判断は、多少主観的、自分の都合が入ることもあるでしょうが、全社的な視点に基づくものであることが多いはずです。

反対に、社員の判断というのは、なかなか全社的な視点に基づく判断にはならないのです。社員にとって重要なポイントが、会社全体で重要なポイントと一致するかというと、そうとも限らない。

社員は、それをしっかりと自覚するべきです。難しいと思いますが。。。

いい会社にしていくために、どこから順番に整備していくべきなのか。

絶対これ!というものはないと思いますが、やっぱりある程度、決まった順番があるはずです。

家を屋根からつくらないのと同じように。

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