川崎支部例会~株式会社東邦プラン 本多社長
テーマ:我流の経営からビジョン経営へ
~経営指針の社内浸透で、会社がどのように変わっていったのか?~
久しぶりに、川崎支部の例会に参加しました。
報告者の本多さんとは、本多さんが経営指針作成部会に参加しているときに、初めてお目にかかりました。当時、メンターとして部会に参加していた私は、一泊二日(ゼロ泊二日ともいわれる)の合宿で、本多さんとともに朝を迎えました。
合宿のときの本多さんは、ちょっと無気力で、投げやりな感じでした。
話を聞けば、いろいろな思いが出てくるものの、それを文章としてまとめようとすると、とたんに硬直。黙り込んで、何もでてこなくなってしまうのです。
「大丈夫か?」
みんなで心配しました。どんな方なのかもまだ知りませんでしたから、結構心配でした。
あとから分かりましたが、本当にこの方は、文章で書くのが苦手!
でも、話は上手。聞き手に合わせた、分かりやすい言葉で、インパクトのあることを話してくださいます。
研修などで、「こういう感じでちょっと話してください」というアバウトなリクエストをすると、本当に素晴らしいコメントをしてくださいます。
ところが、文章を書くのと、文章を読むのは、本当に苦手のようです。。。
人それぞれ、得手不得手があるんですね。
経営指針作成部会では、先輩の方々から、「何でこんなことを言われなきゃいけないの?」というぐらい、辛辣な、厳しい意見を頂戴します。正直いって、そのときは腹が立ったりします。たぶん、私だけではありません。
当たり障りのない意見ではなく、一歩踏み込んだ、心の中に迫ってくるような意見なので、さらっと受け流すこともできず、悶々と、ムカムカと(笑)、イライラジリジリ、いろいろな感情が心の中を渦巻きます。
でも、あとになって分かるのですが、先輩たちは、あえてそのような厳しいコメントをしているのです。
本多さんもいっていました。
「自分がいろいろ言ってもらって、ありがたいと思ったから、自分も言おうと思っている」
「先輩から受けた恩を、自分も返さなきゃと思うから、作成部会に毎回参加している」
私は、最近参加していませんが、見習うべき心がけです。
人間、年をとってくると、なかなか変われないと言います。
でも、本多さんは違うように思います。
経営指針を受講して、そしてそれを実践する中で、社員の方からも「社長が一番変わりましたよ」と言われているようです。
話をしていても、素直に聞こうとする姿勢を感じますし、どこかに偏らずフラットで自然だし、私よりも年上なのにとても謙虚だし、何よりポジティブな考え方がいいなと思います。
そういえば報告の内容に一切触れていませんが、素晴らしいお話しで、見習いたい点がいくつもありました。
その一つは、私自身の経営指針の実践です。
まだまだ不十分だったな。。。と痛感しています。
私も負けずにやりますよ~!!
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