好きなものは先に食べるか、後に食べるか

皆さんは、食事の時に、好きなものを先に食べますか?それとも、最後に食べますか?
そんなことを聞いてどうすると思われるでしょうが、これが大切なポイントなのです。
もっとも、食事といってもコース料理では出てくる順番に食べるわけですから、好きなものを先に食べるもなにもありません。でも、お弁当や給食、○○定食のようなものは、食べるものが一気に揃うので、食べる順番を決めることは、大変重要な意思決定になります(そんな大げさな・・・)。
食べる順番は、人によっていろいろ違うでしょうが、大抵は、好きなものを「先に食べる派」か、「後に食べる派」に分かれるでしょう。
ちなみに、私は、好きなものは「後から食べる派」です。楽しみは最後までとっておくということです。ですから、食べる順番としては、あまり好きじゃないものを先に片づけてから、自分の好きなものをじっくり味わうのです。もう、これしかありません!
でも、世の中には、好きなものを「先に食べる派」も存在します。「先に食べる派」の方は、こんなことを言います。


「好きなものを後にとっておいたら、食べられなくなっちゃうかもしれないじゃん」
「好きなものを一番おいしく食べるのには、一番先に食べるのがいいんだよ」
なるほど。確かにこれも一理あります。特に最近は、好きなものならどんなに満腹でも食べられた昔に比べ、ある程度食べてしまうと、もう食欲がありません。嫌いなものを先に食べて満腹になってしまおうものなら、自分の好きな、おいしいものを食べることができなくなってしまうのです!
じゃあ、好きなものは先に食べるか・・・というと、私は、やっぱり先には食べません。これは、好みの問題というか趣味の問題というか、理屈で決めるものでもないので、仕方がないことでしょう。
では、なぜ、こんなことを長々と書いてきたのか?
これは、仕事を片づけるときの順番を決めるときの参考になるからです。
よく、「朝一番に、イヤな仕事を片づけなさい」ということをいわれます。また、「残業しないようにするためには、アフター5に何か楽しみな予定を入れなさい」という意見もあります。
一見すると、この2つのことに関係はなさそうですが、「好きなものを先に食べるか、後に食べるか」と関連づけると重要な示唆(?!)が得られます。
要するに、「朝一番にイヤな仕事を片づける」ということは、嫌いなものをさっさと食べて片づけてしまうことであり、「アフター5に何か楽しみな予定を入れる」ということは、好きなものを最後までとっておくということなのです。
もう少しいえば、これは動機付けの問題です。イヤなことを先に片づけてしまうと、スッキリして次の仕事に意欲がわいてきます。また、仕事を終えた後に楽しみが待っていれば、さっさと仕事を片づけてしまおうという意欲につながるというわけです。
もっとも、私が以前にいたコンサルティング・ファームでは、アフター5に約束を入れたところで、その約束を果たすことはできませんでしたが・・・
それはさておき、アフター5の楽しみとは違いますが、子育て中の女性は、仕事を定時に切り上げて保育園に迎えに行かなければならないので、てきぱきと仕事をこなすということをよく聞きます。また、よく遊ぶ人ほど仕事ができるという説も、遊びたいという欲求を満たすために仕事をパッパと片づけるということと関係があるのかもしれません。
また、学校の給食などで、残してしまったり、なかなか食べ終わらない子供は、嫌いなものを後に残しておく子供が多いと聞いたことがあります。おなかも一杯になってきて、最後に嫌いなものが残っていたのでは、食べる気にならないのは無理もありません。
というわけで、好きなものを先に食べるか、後に食べるかということは、非常に重要な問題なのであります。

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