ルール改正の難しさ

実は、スポーツニュースを見ていてふと思ったことがあります。ルール改正の難しさについてです。

何を見ていてそう思ったのかというと、プロ野球の裏金問題とバレーボール。

プロ野球の裏金問題では、その原因と考えられる希望枠をすぐに撤廃するかしないかで議論が分かれているようです。裏金の問題は、希望枠だけの問題ではないでしょうが、大きな原因の一つであることは誰もが認めるところでしょう。

裏金は、受け取る側にも問題がありますが、渡す方の責任が大きいことはいうまでもありません。問題を起こした責任を感じるのであれば、即座に、何らかの対策をしていくのが当然のこと。

それにもかかわらず、いろいろと理由をつけて、ルールの大幅な見直しは来年度からになるという方向になりつつあります。

一方で、バレーボール。

私が、学生時代にも体育の授業でやりました。その頃は、女子バレーがオリンピックでメダルを争ったりしていて、テレビでも時々見ていました。

その頃のバレーボールは、サーブ権というものがあって、サーブ権を持っているチームにしか得点が入りませんでした。たとえば、サーブ権を持っていないチームがスパイクを決めたとしても、サーブ権が移動するだけで得点は入りません。

現在は、どちらのチームが決めても得点になりますが、大きな違いです。

また、1セットは、現在25点先取で終了しますが、その頃は15点。さらに、守備専門のリベロというポジションは、当時は存在していませんでした。

私は、バレーボールについては、たまにテレビでやっているのを見る程度なので、あまり詳しいとはいえません。いつ、ルールが変わったのかも分かりません。

でも、ルールを変えるということが、とても大変なことだっただろうということは想像がつきます。

ルールが見直された背景には、サーブ権があると試合時間が長くなり過ぎるからと聞いたことがあります。確かに、延々とサーブ権の移動が続けば、試合はなかなか終わりません。

人気低迷の打開策として、もっとスピーディに展開して、テレビ中継のしやすいように変えたという話を聞きました。

背景は何であれ、大幅なルール改正には、大きな決断が必要だったと思います。

単純に比較することはできませんが、希望枠撤廃を即座に決定できなかったプロ野球と、得点制度を変化させたバレーボール。

結局、個人(球団)の損得勘定が働くと、簡単にはルールも変えられないということなのでしょうか。

ただ、自分(自社)の損得勘定を気にするあまり、業界(球界)のイメージを損ねるのもどうかと思います。(もう損ねているかも)

球界からファンが去っていけば、結局、自社だって痛い目に遭うのですから。

部分最適ではなく、全体最適。

こんなところにも当てはまりそうな気がします。

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