紅白歌合戦
大晦日といえば、紅白歌合戦。ここ数年、まともに見たことはないけど、それでも、大晦日の夜、もうすぐ新年を迎えるときといえば、紅白歌合戦。
そして、除夜の鐘。
すると、「ああ、これで今年1年が終わって、また新しい1年が始まるのだな・・・」と思うのだ。
その紅白歌合戦も、最近は視聴率も下がり、もう紅白の時代は終わったのではないかなどといわれてもいる。しかしながら、それでも40%近くの視聴率をとるということはすごいことだ。今年(昨年)は、3年ぶりに40%を越えたとかで、どうやら盛り上がったようだ。
私はといえば、年越しそばを食べながら1時間ばかり見た。積極的に見ようと思ったわけではないが、たまたまついていたので見た。しかし、あまり面白くもない。若いアーティスト(タレント)は知らないし、名前を知っている歌手といえば、演歌の大御所かベテランアイドル(変な表現だが)で、音楽としてはあまり好きではない。
それは私だけかと思えば、横で見ていた父親が、「知らない人ばかりでつまらない」といっている。ちょうどそのときは、若いアーティストが続いていたので無理もない。私だって知らない人ばかりなのだから。
でも、私の父親が満足するような歌手ばかりを集めれば若者には受けないだろうし、私が満足するアーティストを集めると、あまり大衆受けはしないかもしれない(というか、紅白には出ない人が多い)。若者に焦点を合わせれば、年輩の人からは、面白くないといわれる。
全世代をターゲットにして、全世代が満足する番組なんて作りようがない。それなのに、まあ、よく毎年、毎年やっているものだ。
何かを売ろうとするときには、必ず、ターゲットを絞り込めといわれる。そうしないと、相手が満足するようなモノにならないからだ。あの人も、この人も、その人も、そっちの人も、あっちの人も・・・全員を満足させようとすれば、結局、みんなが満足できないモノになる。だから、ターゲットを絞り込むのが鉄則だ。
そんなことは分かっていても、全世代をターゲットにしなきゃいけない紅白歌合戦。大変ですね。番組制作者も。
私も、あまり積極的には見ていないが、なくなったら寂しいんだろうな。きっと。
こたつに入って、みかんを食べながら紅白を見る。
やっぱり、これが正しい新年の迎え方でしょう!
やってませんけどね。ずっと。。。
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