猫の親子

先日、自宅から駅に向かう途中。2匹の猫を見かけました。1匹は子猫で、1匹は普通の大きさです。たぶん、親子だと思います。

ただ、毛の色、模様は同じではありません。あまり似ているようにも見えません。ということは、親子ではないのでしょうか?それとも、色、模様は違っても親子なのでしょうか?

よく分かりませんが、雰囲気は、親子そのものでした。

2匹の猫は、ちょうど塀の前にいました。その塀の前に50センチぐらいの高さの箱が置いてあります。2匹の猫は、その箱に飛び乗って、それから塀を越えていこうとしているようなのです。

ところが、その子猫がなかなか飛べません。

「はやく、飛びなさい」
「だって~、高いんだも~ん」

そんな会話が聞こえてくるような感じ。子猫は、何となく飛ぼうとしているようにも見えますが、やっぱり勇気が出せないでいるようです。親猫は、「早くしなさい」といいたげな雰囲気ですが、なかなか子猫が飛べないのです。

すると。。。

親猫がさっと箱の上に飛び乗りました。そして、下に残っている子猫を見下ろします。

「見てた?こうやるのよ」

とでもいっているのでしょうか。

「あんたも早く来なさい!」

とでもいっているのでしょうか。

これまたよく分かりませんが、その直後、子猫はさっと飛びました。

何の問題もなく、その箱の上に飛び乗りました。つまずくこともなく、勢い余ることもなく、親猫と同じように、さっと、スマートに箱の上に飛び乗りました。

そして、何事もなかったかのように、2匹の猫はどこかへ消えていきました。

この間、10秒ぐらいでしょうか。ほんの一瞬の出来事でしたが、何となく印象に残りました。

子猫のチャレンジを暖かく見守る親猫。

子猫のチャレンジを後押しする親猫。

子猫に叱咤激励する親猫。

身をもって手本を示す親猫。

あとから飛び乗る子猫を静かに待つ親猫。

決して、手助けするわけじゃないんです。

でも、「がんばってやってみなさい」というように励ましたり、「こうやってやるのよ」というように手本を示したり、あとから来る子猫を「さあ来なさい」と待っていたり。。。

私が、勝手に想像(妄想?)しているだけですが、人間の教育にも当てはめられるなぁと思いました。

たぶん子猫は、親猫が見ているから、安心して飛べたんです。失敗するかもしれないという不安を忘れて、飛ぶことができたんです。

人間も、不安になると本来の力を発揮できません。周りの人間が、不安を取り除いてやることが大切です。不安にならない状況を作り出してやるのも大切です。

何か、この親猫は、それを自然にやっていたような気がします。

もっとも、本当のところは、猫に聞いて見なきゃ分かりませんが。。。

Follow me!

[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)