『夢を形にする発想術』
ディズニーリゾートのアトラクションを作り出している「ウォルト・ディズニー・イマジニアリング社」のスタッフたちが書いた本です。
キャッチコピーは、「ディズニーランドの創造者集団が書いた“アイデアの作り方”」
斬新なアイデアを生み出すためにはどうしたらいいか。
創造性を豊にするためにはどうしたらいいか。
そんなことを考えて購入した本です。
様々なスタッフが、それぞれの思いを書き、それを並べた本なので、全体として強いメッセージがあるわけではありません。
でも、全部読んでみると、一つのメッセージが見えてきます。言葉こそ違えど、トーンが同じというか、結局いいたいことは同じというか。
社風、企業文化ができているんだと思います。
たとえば、
創造するということは、既成概念にとらわれず、自由に取り組むことが大事
創造するためには、楽しむことが大事
創造するためには、言葉にしたり、絵に描いたり、とにかくやってみることが大事
などなど。
これを読むと、きっと、こんなことを言う人が出てくるでしょう。
「だって、ディズニーランドだからね」
あるいは、
「うちは、業種が違うから」
でも、私は思います。夢のある、斬新なアトラクションをつくることだけが創造性ではないと。
日常品を扱う仕事であっても、コツコツ地道に取り組むことが重要な仕事であっても、どんな仕事であっても、創造性は重要だと。
ただ、この本を読んでも、創造的にはなれないかもしれません。
ヒントは満載されています。
でも、できるようになるかというと、それは難しいかなと思います。
それこそ、頭で理解するよりも、実践して体得していくしかないものだからです。
「そんなこと。。。」といわず、とりあえず、思い切ってやってしまうような人なら、うまく生かすことができると思います。
自分を変えようと思うのなら、私が知っている限りでは、ジュリア・キャメロンの『ずっとやりたかったことをやりなさい』の方がいいと思います。
こちらには、具体的な演習プログラムがありますので。
もっとも、これもプログラムを実際にやってみないとダメですけどね。
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