『フィンランド教育 成功のメソッド』

学校教育コンサルタントをされている、諸葛 正弥さんが書かれた本。

サブタイトルとして、『日本人に足りない「実現力」の鍛え方』とあるように、目標や夢を実現する力をどう身につけるかということが書かれています。

この本を読んで初めて知りましたが、フィンランドは、学力世界一といわれているとか。OECDが行ったPISA調査(生徒の学習到達度調査)で、第1位の成績を残しているようです。読解力とか、数学、科学など、いくつかの分野に分かれており、その中のいくつかでフィンランドが1位だったそうな。

で、それを実現したフィンランド教育について詳しく書かれているのがこの本かというと、確かに書かれていますが、それほど詳しく書かれているわけではありません。フィンランド教育について書かれているというよりは、「コミュニケーション」や「思考力」について書かれているという感じの本です。

もっとも、フィンランド教育が、聴く力、表現する力、考える力などを重視しているので、そういうことになるのだと思いますが。

ただ、タイトルを見て、フィンランド教育とは何かという点を期待して読むと、やや期待はずれかもしれません。

内容としては、「自己啓発・自己実現系」(自分の夢をどのように見つけて、どうやって実現するか)という内容と、「ロジカル・シンキング」(物事をどのようにとらえて、どのようなプロセスで思考するか)という内容を足して2で割ったような感じです。

その結果として、この本だけで、2つのことを学ぼうとすると、やや内容が物足りないかもしれません。入り口としてはいいかもしれませんが。

もっとも、ロジカル・シンキングについては、本を読んだからといって、身に付くものではありません。本を読んで基本を知ったら、とにかく日頃からそのように考える習慣を身につけ、地道に訓練することが必要です。

スキル系の本は、何でもそうだと思いますが、その中でも特に思考力については、実践が重要だと思います。

危険なのは、頭でそうなんだと分かって、自分がロジカルに考えていると思いこんでしまうこと。

なので、ロジカル・シンキングを身につけるためだけを考えると、本を読むことがいい方法なのかどうか疑問があります。

でも、自分が、実はロジカルに考えていなかったということを知るためには、本を読むこともありなのかな。。。

この本についていえば、やはり教育に興味がある方が読む本かなと思います。

夢を実現するための本、論理的思考について興味のある方は、その分野について詳しく書かれている本をお薦めします。

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