経営者の愛情

親からの愛情をたっぷり受けた子供は、人にも優しくでき、愛情を持った子供に育つといわれます。情緒も安定しているといわれます。

たぶん、社員も同じです。

愛情が、どんな形で表現されるのかはいろいろとあると思いますが、経営者に愛がある会社は、会社全体が愛のある会社になるでしょう。それが周囲にも伝わり、顧客、取引先などの関係者からも、慕われる会社になっていくと思います。

一方、経営者に愛がなければ、会社全体にも愛が生まれないでしょう。顧客や取引先との関係も、それなりのものになるでしょう。

実は、経営者と話をしていると、愛を感じる方とそうでもない方に分かれます。

それは、気のせいかも知れません。愛のあるなしは、私の感覚的なものだからです。

ただ、それは会社の雰囲気にそのまま反映されているようにも思うので、まんざら間違っていないのかなとも思います。

では、経営者の愛情があるとかないとか、それをどこで感じるのか。

それは、決して待遇面などではありません。

たとえば、給料が世間の相場よりも高いとか、休日が多いとか、労働条件がいいことが、そのまま経営者の愛情と比例しているとは思えません。

また、仕事でそれほど厳しい要求をされないとか、怒られないとか、働きやすさについても、同様です。

労働条件や働きやすさなどは、経営者の考えによって決められるわけで、まったく影響がないとはいえません。でも、そのような形あるものが、そのまま経営者の愛情を表しているわけではないいように思います。

これは、親の愛情を考えれば分かると思います。

小遣いをたっぷりやって、家の手伝いもさせず、冷暖房完備の子供部屋があって、欲しいものは何でも買ってあげて。。。

ところが、このような環境で育った子供が、思春期を迎える頃、問題行動を起こしたりします。

よく物心両面などといいますが、物では満たされていても、心が満たされていないときにそういうことが起こります。

会社でも同じです。

第三者の私が感じるぐらいですから、いつも一緒に働いている社員は、もっと感じるのだと思います。

実は、そういう経営者の方には、共通の傾向があります。もっとも、統計を取ったわけではありませんので、あくまでも私の感覚によるものです。

ご参考までに書いておきます。

そのような経営者の方は、「我が社は給料を高めにしている」「休みを多くしている」など、条件面で優遇していることを強調することが多いようです。

最初は気のせいかとも思いましたが、心理面を考えると、そうなることも納得できるような気がします。

まあ、それはそれとして。。。

十分な物を与えられた子供が幸せとは限らないのと同じで、社員も物を与えればいいというわけではないということです。

形にはなりませんが、心が大切。

家族も会社も、人で構成されていますから、そういう意味では同じだということだと思います。

経営者の愛情が土台になって、それがしっかりしているかどうかで、社員の活動成果も変わってくるではないか。

そんな風にも思います。

ドライな世の中になってきてはいますが、人間は感情で動く生き物です。

経営者の愛情、上司の愛情。

ものすごく重要なのではないか。

そんな気がします。

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