教師の仕事は考えさせること

先日、夜遅く家に帰って、一息つきながらテレビを見ていました。その番組では、ある高校でサッカー部の監督をしている方の話を取り上げていました。

私は、サッカーには詳しくないのですが、その監督のいる高校は、高校サッカーでは強豪チームのようです。後にJリーグで活躍している選手も育てた監督ということです。

その監督は、「教師の仕事は教えることではなく、考えさせること」といいます。

私も、講師の仕事をしていますが、基本的には教えることではなく、考えてもらうことを中心にしています。ポイントを教えてしまった方が、成長が早いように思いますが、長い目で見ると、そうではないことが、経験上分かっているからです。

講師側が、重要なポイントを明示してしまうよりも、自分で気づくように考えてもらう方が、結局は、成長のスピードを速めると思います。

ただ、これは相手が社会人だからだろうと、私は考えていました。

大学生は別としても、高校生くらいまでは、ポイントを教えることも必要なのではないか。

そのように考えていたのです。もちろん、小学生よりは中学生、中学生よりは高校生と、大人に近づくにつれて、考えさせる量が増えるとは思っていました。それでも、高校生ぐらいでは、教えることを中心にする方が良いのかなと考えていました。

もちろん、日頃、高校生と対峙することがないので、勝手な想像でしかないのですが。

でも、この監督の話を参考にすれば、たとえ高校生であろうとも、やはり考えさせることが重要なのだということが分かります。これは、高校生だけに限らないのかもしれません。

ひょっとすると、中学生や小学生でも、考えさせることは大切なのではないでしょうか。

もっとも、小学校1年生あたりでは、

「何も知らないのに、考えさせようがない」

そんな風にも思えます。

もちろん、知識が不十分であれば、考える前提となる材料が不足するかもしれません。その場合には、知識を提供することも必要でしょう。

それでも、その段階に応じて、考えさせることは大切なのだろうと思います。そういえば、詰め込み型の教育を否定する声も、時々聞かれます。

さて。

小学生であっても、考えさせることが重要なのであれば、社会人だって同じこと。

「新人で何も分からないから、手取り足取り教える」

それも大切なことですが、やりすぎると、自分で考えない、工夫のできない社員に育ってしまいます。

そうならないためにも、考えさせることは重要です。

ただ、相手に考えさせるということは、先輩や上司にとっては、忍耐が必要です。

「答えをいいたくなっても我慢して考えさせる」

ストレスがたまるかもしれませんが、人を育てるときの鉄則ではないでしょうか。

<まとめ>
・人を育てるためには、考えさせることが重要
・考えさせることが、成長のスピードを速める
・考えさせることには、忍耐が必要
・答えをいいたくなっても、我慢、我慢

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