厳しさとやさしさ

マネジャー研修とか、幹部研修とか、そういう類の研修では、上司としてどうあるべきかということを考えていきます。

そのとき難しいのが、上司としての“厳しさ”とか“やさしさ”をどう伝えるかです。

厳しさにしても、やさしさにしても、表面的なものとそうでないものがあります。学んでいかなければいけないのは、当然、表面的ではない、本当の厳しさ、やさしさなのです。

でも、それを教えることは難しい。。。

たとえ、どんなにうまく説明しても、分かってくれない人は分かってくれません。

現状では、私の説明が不十分だということもあるでしょう。でも、同じ説明なのに分かってくれる人は分かってくれるので、伝える側だけの問題とは言い切れません。もちろん、私は、うまく伝えられるよう努力していきます。相手のせいにするわけにはいきませんから。

でも、まだまだ。。。

研修中に、コメントを聞くと分かるんです。

その方が、上司というものを勘違いしていること。あるいは、やさしさとか厳しさを勘違いしていること。

その勘違いも、うまく指摘しないと、「分かってます」って返されちゃうんですよね。

このように勘違いする人は、あまり、相手(部下)のことを考えていない傾向があるかもしれません。

たとえば、部下が失敗して叱るとき。

ただ単に、自分に迷惑がかかるからということで叱る。
部下が次は成功できるように、部下が成長できるように、という気持ちはほんのひとかけらもない。

たとえば、部下がうまくできなくて困っているとき。

じれったいので、自分が変わってやってしまう。
どうしたらうまくできるかを一切指導しない。
あるいは、完全に放ったらかし。

部下との距離感が、うまくとれてないことが多いかなと思います。

部下のことを真剣に考えていれば、部下のために厳しく叱りながらも、どうしたら部下が成長できるかのヒントを与えたり、成長するための場を設定したりします。

部下がうまくできなくて困っているのを黙って見守りつつも、ずっと放ったらかしにするのではなく、あるタイミングでは、きちんと指導をすることもあるでしょう。

外から見ると、距離的にはちょっと離れているんだけど、心はずっと近くにいるというか。。。

それが、逆になっているんですよね。。。

いい上司になるため(あるいはそう見せるため)に部下の近くにいるんだけど、心が離れている。。。

だから、変なところで厳しくなったり、変なところでやさしくなったり。。。

違うんだけど、言葉で説明しても伝わらないし。。。

どのように指導するか。。。

いえ、指導するというよりも、どう気付いてもらうか。。。

現在の大きな課題です。

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