人は勝手に育つ

昨日の話を書いていて、ふと思いました。

その社長の言葉の通り、すべて社長の力で育ったというのであれば、他の幹部だって同じように育つはずだと。

しかしながら、残念なことに、他の幹部は、社長にとってはまだまだ物足りないようです。

ということは、昨日の幹部が育っていったのは、社長のおかげだけでは無いということです。本当に、社長の力で成長するのであれば、他の幹部も同じように成長したはずだからです。

でも、残念ながら、現実的にはそうはなっていません。

むしろ、一人の幹部社員が頭角を現し、そこに社長が期待をかけ、目をかけた。そのために、さらにその幹部社員は成長した。

そう考える方が自然です。

つまり、もともとは幹部社員自身が、自分の力で育ってきたわけです。

私は、人材育成などを仕事としています。でも、私が育成していると思ったことはありません。

便宜上、仕事は何かという問いに対して、「人材育成」と応えることはあります。でも、私がやっているのは、単に刺激を与えて、本人が気付く手助けをしているだけです。

あるいは、違う視点を提示して、視野を広げてあげることです。

または、考えるプロセス、考え方を示してあげるだけです。

もっといえば、その人が成長できる場を提供するように、経営者側に働きかけたりすることです。

でも、私がしているのは、その人が育つ環境を整えて、ちょこっと刺激をしているだけです。

決して、私がその人を育て上げているわけではありません。

その証拠に、研修を受けた全員が、同じように育っていくことはありません。

本人が、いかに気付くか。

本人が、いかに成長しようと努力するか。

それによって、成長の度合いが変わってくるのです。

私は、思います。

人は勝手に育つものだと。

育成する立場にある人間は、その環境を整えてあげればいいのだと。

むしろ、育っていく邪魔をしないようにするべきだと。

Follow me!

[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)