場を与えれば育つ

人は、生まれながらにして、リーダーだったわけではありません。今では、立派に組織をまとめている人でも、最初は、頼りなく、大丈夫かなと不安にさせていたものです。

それが、いつの間にか、立派なリーダーに育っている。

やはり、肩書き、その役割、ポジションが人を育てるのでしょう。

もちろん、そのポジションに求められる能力と本人の能力が、あまりにもかけ離れている場合は、いくらそのポジションにつけたとしても、成長しきれないかもしれません。また、ふさわしい能力を身につけるまでに、かなりの時間がかかるかもしれません。

でも、これは十分できると思えなくても、そのポジションにつけてしまうということも大切です。

そのポジションについてしまえば、自然にそのポジションにふさわしい能力を身につけてしまうからです。

自分でもそうでしたし、人を見ていてもそうでした。

あるセクションのリーダーは、すごく仕事ができる人でした。知識、スキルは抜群で、セクション内はもとより、他のセクションの人からも頼りにされていました。

その人に仕事を依頼すれば完璧にこなしてくれますし、分からないことは何でも応えてくれるので、仕事や問い合わせが殺到します。仕事はできる人のところに集まる。まさに、そういう状況だったのです。

でも、ある日、その方が異動することになりました。

後任は、セクション内で一番経験の長い人。

ただ、いくら経験が長いといっても、やっぱり違うのです。その人が仕事ができないというわけではありませんが、前任者の代わりが務まるかというと、やや不安があります。

でも、やってみると、できちゃうんですね、これが。

確かに、最初は頼りない感じがするのですが、1ヶ月もすれば、もう何年も前からリーダーだったような頼もしい顔をして仕事をしています。やることも、完璧にこなしています。

前任のリーダーがいるときには、あまりリーダーシップがなさそうだと思っていたのに、自分がリーダーになれば、立派にリーダーシップを発揮しています。

こんなことは、何度も見てきました。

ただ、単に肩書きをつけるだけでは、あまり意味がありません。その人の役割の中に、リーダーとして意思決定をしなければならないこととか、マネジメントしていく機会とか、新たなスキルが必要とされる仕事がないと意味がないのです。

結局、人は、仕事をしながら成長していくものなので、いかにその人を成長させる仕事を与えられるかが課題です。

いうのは簡単でも、実行するのは、とても難しいですけどね。

でも、それをやらないと、育たないのですから、やるしかありません。

試行錯誤。

あきらめず、焦らず、一歩一歩。

そうすれば、気がつけば、人は成長しているはず!

それを信じて、やっていくしかありませんね!!

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