自分の思いを伝えるためにはどうすればよいか

いやぁ、いい話だなぁと、感動することがあります。

もちろん、私も、そういう経験があります。話を聞いて、胸を打たれるような、心が清められるような、そんな話です。

でも、実は私は、基本的にいい話というのが好きではありません。いい話を、いい話らしく話されてしまうと、引いてしまいます。

なんというか、押しつけられているような気がするからです。

たぶん、押し売りが好きな人はいないと思います。買いたくないものを、ムリヤリ売ろうとしても、嫌なだけです。

おなか一杯なのに、これ美味しいからといわれても、ありがた迷惑なだけです。

さんざん飲んで、ぐでんぐでんに酔っぱらっているのに、俺のおごりだからもう一杯といわれても、もう飲めません。

いい話というのも、今からいい話をするぞという雰囲気があって、いい話をしているんだぞというオーラが出て、いい話なんだから感動しろという押しつけがましさを感じると、私は嫌なのです。

ここに、人を指導する難しさがあります。

いくら相手のためのアドバイスでも、今からお前のためになるアドバイスをしてやるぞという雰囲気があって、「お前はここがダメだ」と本人も分かっていることをいわれて、ただ直せといわれても、本人は不愉快になるだけです。

自分でもそれなりに自覚していて、直せるものならとっくに直していることを指摘されているからです。

「じゃあ、どうやったら直せるのか教えて欲しい」

本心では、そんなことを思っているかもしれません。

また、本当に相手のためを考えていっているのならいいのですが、それが口先だけだと最悪です。

「お前のためにいってるんだ」

でも、そのいい方は、そうじゃないでしょ。。。

よくあるんです。。。

伝わりますからね。

心理学者のアルバート・メラニアンによれば、相手に対する好意などの感情は、55%がボディランゲージ(視覚的)で伝わり、38%が声のトーン(聴覚)で、そして残りの5%が言語で伝わるといいます。

つまり、文字にすれば「お前のために」といっていても、表情や態度、ボディランゲージでそのように表現していなければ、すべてはぶちこわしということです。声のトーンも同じです。

逆に、たとえ厳しい言葉を発していても、表情や声のトーンが暖かいものであれば、厳しさは緩和されるということです。厳しさがなくなってしまうということではなく、厳しいことをいっているけれども、本当に相手のことを思っているという暖かさを伝えられるということです。

これは、テクニックでできることではありません。プロの役者ならできるかもしれませんが、素人は、感情がそのまま表れます。

ということは、本当に心の底から相手の成長を願う、本当に心底相手のためを思うという気持ちがあって、はじめてそれが伝わっていくということです。

小手先のテクニックではないということです。

ハートです!

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