1分間スピーチ
異業種交流会などに参加すると、必ずやることがあります。
そうです。名刺交換。自己紹介。
本来であれば、短時間の間に、自分は何者であるのかを明確に説明できなければいけないのですが、なかなか難しいものです。以前は、どのように話をするかいろいろと考え、工夫していました。でも、最近は、あまり考えもせず、その場のノリで名刺交換し、自己紹介しています。
それだけ慣れてきたといえば聞こえもいいですが、それだけだれてきたといえるかも。。。
そんなことに気づかされたのが、先日、ある会合に参加したときのことです。
その会では、参加者全員(大体20名ぐらい)が、1分間で自己紹介をします。その中で、自分はどんな仕事をしているのかを説明するのです。
やってみると分かりますが、1分間は長いようで短い。いいたいことは山ほどあるのに、それを説明している時間はありません。
自分のやっていることを端的に、分かりやすく説明しなければならないのです。
何でもそうですが、シンプルに、本質をついて、大切なことを漏らさず説明するのは大変難しいことです。
この会では、毎回1分間スピーチを行い、プレゼンテーションの訓練を行うそうです。
そのことを聞いたときは、「別にそんな訓練は必要ない」と思いましたが、甘かったようです。
会社などでも、1分間に区切ってスピーチをさせるといいかもしれません。時間無制限ではダラダラなったり、短すぎたりします。時間を明確に区切って、余らせず、オーバーせずに話す訓練をすることは、どんな場面でも生きてくると思います。
朝礼でスピーチをさせている会社もあると思いますが、そこに時間制限を加えるだけで、違った効果が出てくるのではないかと思います。
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