きれいに使って頂きありがとうございます

駅やデパートなどにあるトイレ。きれいなところもありますが、あまりそうでないところもあります。

掃除がきちんとできていないのかも知れませんが、その前に、使う側にも問題があります。

で、男性のトイレで時々見かけるのが「一歩前へ」

一歩前に出て、はねないようにしろということですね。

昔からあるのは、「トイレはきれいに使いましょう」

これは、文字通りそのままですね。

で、最近、といっても、そんなに最近ではありませんが、登場してきたのが、今日のタイトル。

「きれいに使って頂き、ありがとうございます」

何が違うかといえば、もうすでに、使用者がきれいに使ってくれているという前提に立っているということ。

「一歩前へ」とか「トイレはきれいに使いましょう」というのは、何も注意しないでいると汚くしてしまうから、あらかじめ注意しておこうというスタンスです。

でも、後者は、注意しなくても、きれいに使ってくれていますよねというスタンス。

本当かどうかは知りませんが、後者の方が、きれいに使ってくれるようになるといわれています。

これは、人は期待されたとおりに動くという、心理学の結果と同じなのかなと思います。

「一歩前へ」と「トイレはきれいに使いましょう」は、きれいに使ってくれることを期待していますが、実は、汚すことを予想しています。決して、汚すことを期待しているわけではないのですが、汚すことを予想しているから、汚さないようにするためのメッセージになっているわけです。

一方、「きれいに使って頂き、ありがとうございます」の方は、このメッセージそのものは、きれいに使ってくれているという予想を表しています。

本音ベースでいえば、どちらも汚すと考えているわけですが、メッセージだけを見れば、後者はきれいに使うと考えているメッセージなのです。

だから、使う人も本当にきれいに使う。

そういう心理的な効果があるようです。

また、前者は命令調なのに対して、後者が感謝の言葉だという違いもあるのかも知れません。

誰でも、命令されると反発しますからね。

上司が部下に接するときも、この法則を覚えておいた方がいいと思うのです。

「注意しないと手を抜くだろう」
「きっとさぼるに違いない」

という前提ではなく、

「何もいわなくても全力でやるだろう」
「きっと一生懸命やるに違いない」

という前提に立つ方がいいということです。

こういうことをいうと、「本当にさぼったらどうするんだ?」といわれるんですけどね。

でも、もうその時点で、相手を信用していないんですよね。

たぶん、それが伝わるんです。

本当に信用していることが伝われば、その期待に応えるように努力するのが人間です。

もし、そうでない人がいるとしたら、それは、その人が悪いのではなく、お互いの関係に何か問題があるのではないでしょうか。

その問題を除去して、心から信用すれば、相手は期待に応えてくれるはずです。

きれいごとでしょうかね?

私は、そうは思いません!

少なくとも、期待に応えてくれる人の方が多いはずです。ですから、少数派を意識するのではなく、多数派を意識して行動するべきだと思います。

そうすれば、組織全体が前向きにな雰囲気になります。

ポジティブな意識が強くなります。

元気で、明るく、楽しい会社になるのです!!

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