おいしいビールの飲み方と社員教育の関係
ビールがおいしいとき。
夏の暑い日に、汗をかいて、のどが渇いたあと飲むビール。
これはうまい!!
風呂上がりの一杯。
これもうまい!!
反対にあまりうまくないのは、食事をたらふく食べたあとや、寒くて凍えそうなときや、のどが渇いてたけど水をたくさん飲んでしまった直後。
人によって、それぞれ違うでしょうが、同じビールであっても、おいしいときとおいしくないときがあります。
ですから、ビールをおいしく飲みたい人は、のどを渇かして、水などを飲まずに我慢して、冷えたビールをぐいっと飲むわけですね。そうやって飲めば、第3のビールや発泡酒もおいしく飲めます。プレミアムビールじゃなくてもおいしく飲めるわけです。
それは、好みの問題ではなく、味がいい悪いではなく、のどが渇いていれば、ある程度おいしく飲めるということです。
もちろん、自分が好きなビールを飲むのが一番おいしいことは間違いありません。ちなみに私は、エビスとか一番搾りが好きです。スーパードライはあまり好みではありません。
人それぞれ好みは違うでしょうが、好みの味のビールを飲むことやビールの品質も、ビールをおいしく飲むためには大切です。
また、缶ビールをそのまま飲むか、グラスに注いで飲むかでも大きく違います。もっとこだわれば、グラスの選び方から、そのグラスを冷やしておくかどうかとか、冷やすなら何度なのかとか、注ぎ方はどうするとか、そういうことも影響するかも知れません。
私は、缶ビールでもグラスに注ぎますが、そこまでですね。出張でホテルに泊まったときには、グラスを冷やしておくこともありますが、家ではそんなこともしません。注ぎ方も、いろいろあるのは知っていますが、面倒くさいので(早く飲みたいので)普通に注いでいます。
でも、缶からそのまま飲むよりは、グラスに注いだ方がずっとおいしいです!
さらにいえば、飲む環境によっても左右されます。
一人で静かに飲むのと、気の合う仲間とワイワイ飲むのでは全然違います。
店で飲むとしたら、店員の接客や内装によっても、味に差が出てきます。
同じ物を飲んでいても、その環境によって、味の感じ方は違ってくるわけです。
さて、以上を整理してみましょう!
(そんなこと整理してどうする!とかいわないように)
本当においしくビールを飲むためには、
1.おいしく飲める状態(のどが渇いているなど)を作る
2.味のおいしいビール(好みのビールなど)を用意する
3.ビールがおいしくなるような出し方(コップに注ぐなど)をする
4.気持ちよく飲める環境(店、場所、仲間など)を作る
このような要素が必要になってきます。
さて、ここからが本題です。相変わらず前振りが長いのですが、ここで終わってしまうと、単なる「おいしいビール教室」になってしまいますので、続けさせて頂きます。
申し上げたいことは、社員教育も同じような要素が必要だということです。
先ほどの4つの要素に合わせてみると、こんな感じです。
1.社員を学びたいという気持ちにさせる
2.高品質、いい内容のコンテンツを用意する
3.コンテンツの良さが伝わるような伝え方をする
4.社員教育を行う環境(研修会場だけではなく、会社全体の雰囲気)を整える
これらは、すべて大切ですが、一番気をつけなきゃいけないのは、1.の「社員を学びたいという気持ちにさせる」ことです。
ビールも同じです。
2~4も大切ですが、何よりものどが渇いているという状態が、ビールをおいしくします。
学ぶことも同じです。
もっとも、のどを渇かすというのは簡単ですが、「社員を学びたいという気持ちにさせる」というのは難しいかも知れません。
別の見方をすれば、それができてしまえば、社員教育は簡単だということになりますが。。。
さ~て!
そろそろのども渇いたので、ビールでも飲むか!!
ん~、うまい!!!
実は、そのために書いていただけだったりして。。。
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