思いが相手に届くまでにはタイムラグがある

ある会社の会議に参加しています。今期の目標をどう達成していくか、中長期的なビジョン実現に向けて、どのような戦略を立てるか、そういうことを考える会議です。

経営幹部が参加している、経営戦略ミーティングです。

ところが、実際には、私が思っているとおりの内容にはなりません。戦略ミーティングというよりは、日常の業務連絡会議のようになっているというのが現実です。

私は、何度もいっています。

「この場でやるべきことは何かを考えてほしい」と。[E:think]

たぶん、同じことを数十回言っていると思います。[E:angry]

でも、残念ながら、なかなか変わらない。。。[E:despair]

私が議長になって進めていけば、変わっていくとは思います。自主性に任せるのではなく、強制的に変えるということです。もちろん、そういうやり方もあると思います。

ただ、そうしてしまうと、いわれたとおりにやっているだけで、結局のところ何も変わっていないということになります。要するに、私が議長を辞めれば、また元に戻るということです。

それでは、意味がない。。。[E:sad]

なので、何度も同じことをいいながら、少しずつ変化していく姿を見守っていました。

ただ、実感としては、

「何も変わっていないんじゃないか」
「本当に、このやり方でいいのか」

いろいろ悩みながら進めてきたというのが事実です。[E:think]

で、今日のミーティング。

ある意味ではいつも通りでしたが、少しずつ、目指している姿に近づいていることに気付きました。

かつてなら、私がコメントしていたようなことを、メンバー自身がいうようになってきました。また、私のコメントの意味、意図を、以前よりもよく理解してくれている感触があります。

そこで、改めて思ったのです。

結局、本当に理解してもらうためには、時間がかかるんだなと。

こういうのを表す言葉として、「浸透」という言葉があります。

大辞林 第二版によれば、「浸透」とは、「液体がしみとおること」の意味だそうです。もちろん、「思想などが、人々の間にしみとおり広がること」という意味もあり、今の私の話は、後者の方です。

でも、もう一つは、「液体がしみとおること」なんです。

液体が「流れる」んじゃないんです。

「しみとおる」んです。

それをイメージしただけでも、時間がかかるということが実感できます。また、表面にはしみたとしても、奥深くはまだしみていないことがあるというのもよく分かります。

結局、言葉を発した瞬間は、地面が濡れただけの状態。これで終わらせると、地面は乾くだけ。奥深くまで浸透することはありません。

何度も何度も辛抱強く言葉を発して、地面がびしょぬれになるぐらいになるまでやり続ければ、少しずつ、深いところまで浸透していくのだと思います。

本当に理解するというのは、奥深くまでしみ通った状態。

それなりに時間がかかるということです。

思うようにいかなくても、あきらめちゃいけないということですね。[E:happy01]

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