横浜公園のチューリップの成長と社員教育
近くの横浜公園では、4月末ごろまで、チューリップ[E:tulip]がきれいに咲いていました。去年は、工事していたのでなかったと思いますが、ここ数年、毎年この季節になるとたくさんのチューリップの花が咲いて、とても見事なものでした。
で、今年の3月初旬。横浜公園でチューリップが植えられた気配がありました。植えられた気配というのは、土が掘り返されているようなあとがあって、何か作業をしたなというのが分かったということです。
それを見て、ピンと来たのです。
あ!チューリップだ!![E:tulip]
そこで私は、チューリップの成長を記録しようと、ただの土の状態から、毎週写真[E:camera]を撮ることにしたのです。チューリップが、1週間ごとにどのように成長しているかをあとでまとめてみようと思ったわけです。
で、先に落ちを書いておくと、最初の数週間はしっかりと写真を撮りました。
ところが、肝心の花が満開!の状態が撮れませんでした。。。[E:sad]
ちょうど雨が降っていて写真どころではなかったり、いい天気だけど別の場所で仕事していて通らなかったりと、どうも巡り合わせが悪く、一番いいタイミングを逃してしまったのです。。。[E:wobbly]
そんなわけで、結局お蔵入りにしようかと思ったのですが、ちょっと気がついたことというか、感じたことがあったので書いておこうという気になりました。
と、その前に、チューリップの成長の記録をご覧下さい。大体同じ位置から撮るようにしたので、その変化が分かると思います。
最後は、変化とは関係なく、比較的きれいに咲いている写真を載せておきます。
さて、これを見て感じたこと。
同じチューリップでも、いろんな色があって、きれいに咲くまでの時間が違うということ。
これを人に置き換えれば、いろいろな個性があって、成果を出すまでにかかる時間は違うということ。あるいは、成長には個人差があるということ。
たとえ、きれいに花咲くのが遅かったとしても、しばらく見守っていれば、きれいに花を咲かせるのです。
で、もう一つ。
タイミングが少しずれてはいましたが、一面にきれいな花を咲かせているとき。公園は多くの人でにぎわっていて、カメラで写真を撮っている人もたくさんいました。
でも、まだつぼみもつけていないときは、誰も見向きもしません。ましてや、写真を撮る人もいません。(私のような物好きな人を除けば)
しかしながら、誰からも注目されないときも、チューリップは成長を続けています。花が咲かないと見向きもされませんが、確実に成長しているんです。
もっというと、土から芽を出す前。人の目には、成長のしるしは見えません。でも、確実に成長しているんです。
何をいいたいのかといえば、人の目にとまらないところで、チューリップも人も成長しているということです。でも、どうしてもきれいに花が咲いている方に、目がいきがちになります。
もし、まだ花を咲かせていないチューリップに、水もやらず、手入れもしなかったとしたら。。。
きっときれいな花を咲かせることはないでしょう。
きれいな花が咲くまでの育て方、愛情の注ぎ方が、どんな花が咲くか、それがどれだけ咲くかにかかっていると思います。
人も同じ。
花を咲かせた人に注目が集まりますが、大事なのはまだ花を咲かせていない人。
それでも確実に成長しているし、そのときの育て方があとで咲かせる花を大きく左右する。
チューリップを育てるのも、人を育てるのも、大切なのは栄養。
太陽の恵みも大切です。
花開くまで、暖かく見守ることも大切だなと思います。
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