感謝の手紙
昨日の3年目社員研修会の参加者から、感謝の手紙を頂きました。正確にいえば、電子メールですが。
メールには、研修に参加したことで悩みが解消できたこと、来週からもがんばろうとモチベーションがあがったことなどが書かれていました。その人の言葉で、研修を受けられてよかったという気持ちが素直に表現されていたと思います。
本当は、ここにそのメールをそのままのせてしまいたいのですが、本人の了承もなくそんなことはできないので、私のあっさりとした説明だけで終わらせます。
こんな説明では伝わらないと思いますが、メールを読み終えて、
「あ~、やっててよかったなぁ~~」
そう思いました。
こういう仕事をやっていてうれしいのは、研修を受講したことで“何か”を得てくれることです。“何か”というのは、知識ではありません。スキルでもありません。もちろん、知識やスキルも大事なのですが、限られた時間では、たいした内容を伝えることはできません。
短い時間で伝えられるのは、もっと精神的なものの方が大きいのです。
単語で表すと、「元気」「勇気」「活気」などでしょうか。
日頃悩んでいることが解消して、「よし、がんばるぞ!」そう思ってもらえるようなことです。
頂いたメールからは、それが伝わってきて、「よかったなぁ~」としみじみ思いました。
そして、私もまた「よし、次もがんばるぞ!」と思ったのです。
「元気」が「元気」を呼ぶという感じでしょうか。
いい循環ができてますね!
最高です!!
で、一つ思いました。
最近の若者だって、素晴らしいじゃないですか!!
このメールの主は、25歳だったっと思います。「近頃の若者」です。近頃の若者は、礼儀を知らないとか、コミュニケーションができないとかいいますが、全然そんなことありません。
何より素晴らしいと思ったのは、感謝の気持ちがあふれていること。
そのメールには、
・研修の講師である私
・研修を主催していた中小企業家同友会
・研修に参加させてくれた社長
・一緒に研修に参加した受講者
に対する、感謝の気持ちがつづられていました。
私が25歳の時には、こんな立派なことはかけませんでしたね、、、きっと。。。
ちなみに、どうでもいいことですが、研修のあとは懇親会(これは研修の続き)があり、その後は2次会にも行ったようです。たくさん乾杯して、楽しく語り合ったとか。中には終電に乗り遅れた人もいたらしい。。。
別に、酔っぱらうことがいいことだというわけではありません。
終電に乗り遅れるまで飲むことを奨励するつもりもありません。
でも、近頃の若者だって、お酒を飲んで、酔っぱらって、コミュニケーションをするんです。
たぶん、20年前「近頃の若者」だった私と、そんなに変わっていません。もっといえば、30年前、40年前の「近頃の若者」とも、本質的には変わっていないのではないでしょうか。
あとは、先輩たちがどう手本を示すか、どう育てていくか。
今時の若者はどうだこうだと変に構えて接するよりも、世代によっていろいろ違うということを踏まえた上で、自然に、オープンに接していけば、普通にコミュニケーションできるように思います。
まあ、とにかく、とてもうれしいメールでした!
ありがとう!!
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