有望な市場は、本当に有望か

自宅の最寄り駅には、大学がある。その付属の高校や別の高校もある。たまに、平日の昼間に駅前を通ると、若者達であふれている。土曜の深夜に帰ると、若者達が飲んだくれている。

このように若者達が多い街だからか、携帯電話の店が多い。

あっちにも、こっちにも、あら、ここにも!

ちょっと見渡してみただけで、2,3件のショップがある。

ところが、改めて確認してみると、今営業している店は、思っているよりも少ないようだ。どういうことかといえば、かつては携帯電話の店だったところが閉店していたり、別の店に変わっていたりするからだ。

競争も激しいので、大変なんでしょうね。

で、今日のタイトル。

出店する人は、

携帯といえば、若者
→ この街には若者が多い
→ この街に出店すれば、絶対に儲かる!

そう考えているのだろうが、現実はそう甘くない。

みんな、同じように考えるからだ。

そして、携帯というのは、どの店も商品は同じ。契約も、販売店とするわけではないので、どの店でも同じ。受けられるサービスでも、店ではあまり差別化できない。結局、価格が勝負になるのだろうが、価格勝負は、基本的に体力のある会社が勝つ。

店の工夫や努力で、勝ち残ることは難しい。

魅力的に見える場所ほど競争が激しくなるので、
一見すると有望な市場は、ちっとも有望ではないということになる。

しかしながら、これが飲食店などだと話が違う。

定食屋の隣にラーメン屋、ハンバーガーショップの隣に牛丼屋などと、
違う種類の飲食店が並ぶのは、客からすれば選択肢が増えることになる。

仮に、同じような店が並んでいたとしても、
昼食時には混雑してすぐに入れなくなったりするので、
どちらの店もそれなりに儲かる。

ポツンと1軒しかない店だと、そこが満席だとどうしようもないが、
集中していれば、どこかの店に入ることが出来る。
そういうところは、客としても行きやすい。

だから、飲食店などでは、ライバルが多いことは、
悪いことばかりではない。

共存共栄が可能だから。

たとえ、ライバルが多すぎたとしても、
商品(料理)で差別化できるし、サービスでも勝負できる。
そこが、携帯ショップとは大きく違う。

そのあたりをよく考える必要があるわけだ。

これをどうやって判断すればいいのかといえば、
きっと、売り手の目線ではなく、買い手の目線で考えることだと思う。
当然、ライバルがどう出てくるかを考えながら。

言うは易く行うは難し。。。かな。

Follow me!

[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)