必殺仕分け人
事業仕分けが、好評?のようです。
好評というのは変ですが、マスコミの調査結果によれば、国民の支持を得ているようです。
確かに、無駄な費用を削減することは大切なことです。そのためには、何のしがらみもない人が、ばっさりと切った方がいいこともあります。
でも、どうでしょう?
事業仕分けの趣旨には賛成しますが、やり方には課題も多いような気がします。
公開でやるというのはいいことです。誰も知らない密室で行われるのでは、国民に伝わらなくなりますから。でも、今回の場合、公開でやることで、一種のパフォーマンスになってないでしょうか?
だから、「“必殺”仕分け人」というタイトルにしたのです。
それと、何のしがらみもない人がカットするのはいいですが、それが本当に国のためになっているのかどうか。きちんとその事業の目的、意味を理解して、全体を俯瞰した上で判断しているのなら問題はないと思いますが、どうなんでしょう。。。
とにかく、カットする方がGOOD!
そうなってしまってはいないかが気になります。
会社の経営でもそうですが、個別に最適化しようとすると、全体的にはデメリットになることもあります。
無駄な費用はカットすべきですが、きちんと投資すべきところには、きちんと投資すべきです。
一番良くない投資は、中途半端な投資だという話も聞いたことがあります。
ぜひ、いい仕事をしていただきたいものです。
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