要領のいい人は大成しない?

タイトルに“?”がついているのは、絶対にそうだと言い切る自信がないからです。って、書く前からそんな弱気で良いのかという気もしますが、決めつけるのもよくないだろうと思うので、“?”をつけておきました。
もっとも、器用貧乏という言葉もありますから、世間一般でも同様のことが考えられているのでしょう。三省堂「大辞林 第二版」によれば、器用貧乏とは、「なまじ器用なために一事に徹することができず、結局、大成しないこと」とのこと。
確かに、見回してみると、そんな人がいるものです。
自分が器用かどうかは別として、いろいろなことに手を出してしまうと、力が分散して、結局どれもこれもうまくいかないということはよくあることです。
経営戦略でも、資源を分散させずに集中させろといいます。
ですから、やはり、ある程度は一つのことに集中した方がいいのでしょう。もっとも、一つのことに執着し過ぎて、転換するべき時に転換できないことも問題です。その当たりは難しい決断でしょうが、でもいずれにしても、やるときは集中してやった方がいいようです。
でも、集中するだけでもいけない気がします。


「要領のいい人は大成しない」と書いたのは、別の観点があると思ったからなのです。それは、要領のいい人は、物わかりがよすぎるのではないかということです。ここでいう「物わかりがよすぎる」というのは、「本当は分かっていないのにもかかわらず、分かったような気になっている」ということです。
要領のいい人は、どんなことでもポイントをつかむのがうまいものです。だからこそ、いろいろなことを、要領よくこなすことができるわけです。確かに、そこまでは素晴らしいことなのですが、問題はその先です。
問題とは、とりあえず要領よくこなせたところで、すべてを理解したような気になっているように見受けられることです。
まだスタート地点に立ったばかりなのに、すべてを分かったようなことを言ってみたり、理解が不十分であるのにもかかわらず、批判を始めたりします。
端から見ていると、分かっていないからこそできることなのですが、当の本人は、すべてを悟ったかのような態度だったりします。
ん~・・・
やはり、謙虚さは大切です。自分が今よりも成長したければ、「自分は何も分かっていない」ということを、自覚しなければならないのではないでしょうか?
今時、「謙虚さ」は流行らないのかもしれませんが、常に謙虚な姿勢を持つことが大切な気がします。
先生などと呼ばれたりする、自分への戒めでもあります。

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