一撃必殺~2度とチャンスは来ない

今日は、午前中は中小企業診断士の講義でした。いよいよ2次試験が近くなってきているので、受講生の方々も緊張感が高まってきているようです。こちらも気合いを入れて話をしましたが、どこまで伝えられたか不安もあります。
講座の時間の関係で、どうしても、一方的にまくし立てるようになってしまうので、皆さんの理解度を確かめることができないのです。
それに、伝えたいことはたくさんあるので、どうやって絞り込むかにも苦労します。ここは、もう一度整理して、今後の教材づくりに活かしていきたいと思います。
さて、講義のあとは、久々に前にいた会社の方と会いました。一人は、時々会っていたのですが、もう一人は、会社を辞めて以来ですから、もう3年ぶりでしょうか。
お一人は、ある大手飲食チェーンの店舗開発部長をやっている方で、もう一人は、医療機器や健康食品を扱う会社の取締役。お二人とも新しい仕事で活躍されていて、エネルギーをもらいました。


最初は、お互いに近況報告をしたり、一緒に仕事をしていた時の話など、当たり障りのない話をしていました。時がたつにつれ酔いも回り、話に熱も帯びてきて、新たなビジネスを展開していくためにはどうするかという話になりました。
新たにビジネスを展開していくためには、営業力が重要です。いくら商品が優れていても、売る力がなければ、事業としての成功は望めません。
営業では、何度断られても通い続け、最後の最後に取引につなげるということは、よくあることです。人間関係ができてからじゃないと、本格的な商談に入りにくいということもあるでしょうし、最初は話を聞いてもらえないということもあります。
ですから、最初は挨拶だけして、関係を継続しながら、商談につなげようと考えるものです。そのときも、そんな話になっていたのです。
ところが、大手飲食チェーンの部長がいいました。
「一撃必殺しかないですよ」
何度も通うのではなく、一発で決めなければならないというのです。チャンスは1回しかないと思って、最初のアポイントで話を決めるしかないというのです。
その方の会社は、全国展開しており、店舗数も相当な数になります。当然、新たに取り引きしたいと考える企業もたくさんあるわけです。さらに、この会社の場合は、経営者もかなり有名な方なので、いろいろな企業から売り込みがあるそうです。
その社長は忙しい時間を割いて会っているので、初回で何か意味のある話にならなければ、もう2度とアポイントは取れないといいます。確かにその通りかもしれません。
思い返せば、私の場合も同様のことがいえます。私のところにもいろいろな営業が来ますが、大抵は話を聞きません。ただ、話を聞いた場合には、そのあとはっきりと2つに分かれます。具体的な商談に入るか、もう2度と話を聞かないか、そのどちらかです。
これは、人のタイプによっても違います。さっさと要件を話して欲しいタイプ、世間話をして、人間関係ができてから要件に入って欲しいタイプ、いろいろいます。ただ、どちらにしても、決めるときは、一気に決めなければいけないでしょう。
要するに、常に、一撃必殺だということです。相手によって、その一撃をいつ出すかは違っても、一撃するときは必ず仕留めるように攻めなければいけないのです。
これは、いろいろなことに応用ができます。たとえば、資格試験もそうです。営業ももちろんそうです。要は、いつチャンスが来ても、そのチャンスを自分のものにできるように、きちんと準備をしておくということですから。
もちろん、せっかくのチャンスがあっても、もしかしたら失敗してしまうかもしれません。ただ、最初から失敗を想定して打つ手を考えるのではなく、常に成功をイメージしておくということです。
たとえ難しそうなことであっても、成功するためにはどうしたらよいかを考える。最初は、とにかく一撃必殺で仕留めることを考える。もし失敗してしまったら、そのときに、どうすればいいのかを考えればいいのです。
とにかく成功するために、綿密な準備をしておく。それが重要だということですね。

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