経営者の勉強会
今日から一泊二日で、経営者のための勉強会があります。時々話題に出しますが、中小企業家同友会が主催する勉強会です。中小企業家同友会というのは、経営者のための異業種交流会で、よい経営者になろう、よい会社を作ろうと、お互いに勉強し合うという、奇特な会です。→詳しくはこちらをどうぞ
ひょっとすると、経営者が勉強するなんて、信じられない方がいるかもしれません。でも、ここに集まっている経営者の方々はまじめです。なにせ、休みの日に集まって、しかも一泊二日で勉強会ですから。(温泉で遊んでるんだろうと思ったら大間違いです!)
一言で勉強会といっても、経営者の勉強会と、経営コンサルタントの勉強会とは違います。また、かつて通っていた社会人のためのビジネススクール(MBAのようなもの)の勉強会も違います。
それぞれ役に立つのですが、共通しているのは、そういう勉強会に参加するのは、熱心な人ばかりということでしょうか。
ですから、勉強会に参加するメリットは、勉強会の内容そのものよりも、仲間から刺激を受けることだといってもいいかもしれません。
今日参加している経営者の勉強会というのは、その最たるものです。
サラリーマンの中には、「社長なんて○○」とか「上司なんて○○」と思っている方も多いことでしょう。この○○の中には、「とってもすてき」とか「かっこいい」とか「尊敬できる」とか、ほめ言葉は決して入りません。具体的には、ご想像にお任せしますが、あまりよくない内容の言葉が入ることが多いのではないでしょうか。
正直なところ、私自身も、かつてはそう思ったものです。もちろん、そのときの上司や社長によって違いますが。
でも、あとになってから分かるものなんですが、上の人たちというのは、部下が思っている以上に部下のことを考えてくれているものなのです。
考えてくれているからこそ、厳しいことをいったり、叱ったり、うるさいこといったり、難しいことやらせたり・・・
でも、そのときは分からないんですね。分かるのは、自分がその立場になったとき。相当あとになってから、やっと分かるということです。
「子を持って知る親の恩」と、同じことかもしれません。
さて、この勉強会のいいところは、小手先のテクニックではなく、本質的なことを学ぶところです。どうやったら経営が順調にいくかを考えていると、結局、小手先のテクニックではなく、本質的な部分に行き着くようです。
たぶん、何でもそうで、最後は本質的なところに落ち着くはずです。
たとえば、自分のキャリアも同じ。最初は、何か資格を取ったら転職に有利では、などと考えたりするのですが、そのうち、それはさほど重要なことではないことに気づきます。
何が重要なのかは、経営者であろうと、雇われている社員であろうと、変わらないのではないでしょうか。
さて、それは何か・・・
ひ・み・つ・・・
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