イヤな部署に配属されたら(その2)

イヤな仕事にぶつかったら。

誰でも、逃げ出したくなるものです。でも、逃げ出さずに、正面からぶつかっていくことが大切です。そんなことを、昨日書きました。

実は、このことについては、かつて、先輩からいわれたことがあります。ちょうど、希望していない部署に配属されて、腐っていたときです。

でも、そのときの自分は、こう思いました。

「そんな、きれい事ばっかり・・・」
「人の気持ちも、分からないくせに・・・」

ですから、先輩のありがたい忠告は、結果的に無視。そのまま、悪循環を続けていたのです。

なんといっても、悪「循環」ですから、そう簡単には抜け出せません。抜け出すためには、相当のエネルギーが必要です。でも、その当時の自分にはそれだけでのエネルギーはなかった・・・ずっと、悪循環です。

でも、ある業務でのことでした。

ちょっと気になることがあって、問題提起したのです。もっとも、最初は、「何、これ?」と、素朴な疑問を発しただけだったのです。ところが、結果的には、それが部署全体への問題提起になってしまいました。

その当時の仕事は、自分も周りもルーチンワークが主体でした。誰もが、先輩からいわれた通り、あるいは前任者からいわれた通り、仕事をこなしていたのです。最初は、私もそうでした。イヤな仕事ですから、身も入らず、とりあえずこなしていくだけです。

そんなことを繰り返しているうちに、ふと思いました。

「何で、これ、こうやらなきゃいけないの?」

もともと、イヤな仕事ですから、繰り返しやるのは、非常に苦痛です。ですから、苦痛から逃れたくて、「他にやり方はないのか」と考えたのです。もともとは、それほど、深い意味があったわけではありません。

ところが、そこから、業務改善がスタートしてしまいました。私はそんなつもりはなかったのですが、結果としては業務改善プロジェクトになっていたのです。

最初は、どうしてこんなことをやっているのか、周りのメンバーに聞きました。すると、どうもはっきりしません。誰もが、そうやれといわれたからやっているだけなのです。

仕事の目的を考えると、他のやり方でも十分なはず。そう考えた私は、新しい業務プロセスを考え、図にまとめてみました。何度か見直しましたが、問題はなさそうです。そこで、思い切って、上司に提案してみたのです。たぶん、「そんなのダメだ」といわれるだろうと思いつつ。

緊張しながら、上司に話をして、反応を待ちました。

すると・・・

「いいねぇ、それ。それでやってよ」

思いも寄らない、いい反応です。拍子抜けしましたが、うれしくもありました。そして、それから仕事が楽しくなっていったのです。

それまでは、どんなことも、いわれた通りやらなければいけないものと思いこんでいました。でも、この経験によって、目的を果たせるのであれば、やり方を変えても良いことが分かったのです。

自分でコントロールできることが分かったのです。

結局、どんな仕事であっても、自分の考え方、とらえ方次第で、楽しくできるということです。少なくとも、つらくて仕方がないだけ、という状態からは脱却できるのです。

「そんな、きれい事ばっかり・・・」

私も、かつてはそう思いましたが、今は、確かにそうだなと思います。

だまされたと思って、試してみてください。
絶対に、悪いことはないはずです。

Follow me!

[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)