ビジョンを持つこと
現代は、激動の時代です。そういえば、10年前には、こんなにインターネットは普及していませんでした。携帯電話も存在はしていましたが、ここまでは普及していなかったでしょう。ずいぶん変わったものだと思います。
こんな時代に、将来のビジョンを描くなんて・・・
それは、無駄なことだと思いますか?
確かに、ビジョンを描いてみたところで、環境も変化してしまいますから、あまり意味がないと思われる方もいらっしゃるのでしょう。もっとも、意味があると思っていても、どうなるか分からないということもあるでしょう。
以前、ある会社の経営者がいったそうです。
「ビジョンがないのも、ビジョンだから・・・」
もしかすると、私には理解不能な、意味の深い言葉なのかもしれません。ただ、文字通り受け止めるとすれば、何だか意味不明です。
確かに、将来どうなるのかは誰にも分かりませんから、ビジョンなんて描けないといいたくなる気持ちは理解できます。
でも、あるところまで来たら、そんなことをいっていてはダメです。
20歳代のうちは、ビジョンは描けないかもしれません。たとえ、描けたとしても、しばらくすると変わってしまうこともあるでしょう。それは、人生経験が少ないので、仕方のないことです。
しかし。
30歳代も半ばを過ぎたら、自分なりのビジョンを明確にしなければなりません。私が知っている限りでは、充実した人生を送っている人のほとんどが、自分なりのビジョンを持っています。
どうしてそうなるのかは、簡単なことです。
ビジョンが明確なら、やるべきことも明確。やるべきことが明確なら、頑張ってやってみようという気にもなってきます。そして、日々実行していくうちに、少しずつ、ビジョンに近づいていきます。自分が進歩していることが実感できれば、やはり、うれしいものです。すると、さらに頑張ろう・・・と、好循環ができあがるわけです。
そうやって、毎日が充実していくわけです。
だから、ビジョンは大切。
でも、問題は、自分が何をやりたいのか分からない、ということですね。
確かに、やりたいことなんて、そんなに簡単に見つかるものではありません。そんな場合は、
とりあえず、手の届くところで頑張ってみる!
それが、大切です。考えてる暇があったら、行動してしまうということですね。目の前の仕事に打ち込んでいると、見えてくるんです!
本当です!!
頑張りましょう!!!
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