言い出しっぺになろう!

あまり元気のない組織でよくあること。

何か改善案を出した人が、中心となって実行させられること。

本来なら、改善案を出したぐらいですから、それを自分が実行できることはありがたいことです。ところが、この場合は「実行させられる」という表現がふさわしい。なぜなら、本人は「ただでさえ忙しいのに、それ以上仕事を増やしたくない」と思っていたりするからです。

どうしてそんなことを思うかといえば、そのプランを実行して何か効果があっても、認められないからということが多いようです。せっかく、忙しい中で頑張ってやっているのに認められない。評価されないのならやっても仕方がない。そういうことです。

確かに、その気持ちはよく分かります。

私も、かつては同じようなことを感じたことがありました。どういう訳か、何かというと私のところに役が回ってくるのですが、それをやったからといってどう評価されているのか分からない。周りには、どう見ても自分より忙しくない人がいるのに、どうしてそちらに回してくれないのか。自分はこんなに忙しいのに。そんな不満でした。

しかしながら、独立して自分で事業を始めて見ると、ちょっと違う考え方もあることに気づきます。

独立すると、どんな仕事でも自分のところに回して欲しくなるんです。そうしないと、収入が増えませんから。創業したての頃は、どんなに忙しくても、仕事は引き受けていました。一度頂いた依頼を断ってしまうと、次の依頼が来なくなるので、少し無理をしてでも引き受けるのです。

会社員時代とは大きな違いです。

もっとも、それは当然です。独立してからは、仕事を受ければ受けるほど収入が増えます。いってみれば、評価が高くなっている状態と同じです。もちろん、会社員の時は違います。残業代は増えるかも知れませんが、基本給は変わりません。少し手取りの収入が増えたとしても、そんなことはたくさん働いているんだから当たり前だとしか思いません。

だから、会社員と独立事業主で考え方に相違があることは、当然のことといえます。

でも、もう少しよく考えると、どちらもそれほど変わらないのではないかとも思えます。

というのは、独立したら、仕事をすれば仕事をするほど収入が増えるのかというと、そうとも限らないということです。

仕事の中にもいろいろな仕事があります。実際にコンサルティングや講義をするという、お客様から依頼を受けている仕事。お客様から受注できるように企画書を作るという仕事。お客様の目に留まるようにホームページを作ったり、プロモーションの企画を考える仕事。経費や売上の処理をする経理の仕事。

これらは、どれも仕事ですが、直接お金を生む仕事とそうではない仕事があります。独立してやればやるほど収入が増えるのは、最初のお客様から依頼を受けてやっている仕事だけで、そのほかの仕事はいくら一生懸命やっても収入は増えません。

でも、やらなくて良いかというとそんなことはありません。経理処理をきちんと行うのは事業なら当然ですが、企画書を書いて提案しなければ受注できませんし、ホームページを作るなどのプロモーションをしなければ、そもそも声をかけてもらえません。

要するに、お金をもらえる仕事にたどり着くまでは、やらなければならない仕事がたくさんあるということです。

で、最初の話に戻るのですが、一会社員が社内で何かを提案してやらされるというのも同じことではないか、と思うのです。

その段階では、いくら一生懸命やっても収入にはならないかも知れません。でも、このような努力は、誰かが必ず見ているものです。しばらくすると、必ず報われる日が来るのです。(実は、私もあとからそれに気づきました)

ですから、積極的に「言い出しっぺ」になりましょう。

喜んで「やらされ」ましょう。

やらせてもらえるということは、ありがたいこと。

自分で仕事をゲットしなければならない立場からいうと、そのような思いもあります。

積極的に「言い出しっぺ」になって、様々なことにチャレンジしていけば、それはそれで自分を成長させます。

自分が成長できれば、それだって立派な報酬だと思います。

そして、それは後々、金銭になって自分のもとにやってきます。

ですから、社内のうるさい「言い出しっぺ」になりましょう。

それが、会社を元気にする素ですから。

また、自分を元気にする源でもありますすから。

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